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営業マンが、常日頃から意識すべき「伝えたい」一言

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DX事業立ち上げコンサルタント

有限会社 アクトコンサルタント

代表取締役 

顧客とDX事業を一緒に構築するコンサルティング営業をめざす営業部の構築を支援します。

お盆まっただなか、居酒屋のカウンター席、私の地元、兵庫県三田市で、中小企業診断士の後輩〇〇氏との会話から 。

「〇〇さんご活躍ですね~、うらやましい」

「いえいえ、大森さんのご指導のおかげです」 

「私は横で吠えていただけ、貴殿の実力です!」 

(お酒も入り盛りあがってきたところで) 

「ところで大森さん、いつもの口ぐせは変わっていませんね」 

「はい、よく周囲から言われます。この口ぐせに対する返事から、相手の考えの深さが見えるのです」 

「怖いな…」 

その「口ぐせ」とは、「一言でいうと?」です。 

営業マンに限らず、人は相手に自分の想いを理解してもらうためにどうすればいいか、いつも考えています。 

ただ、頭の中で考えが十分にまとまらず、相手に話しているケースがよくあります。 

すると相手には、自分の伝えたい事が正しく伝わりません。 

そのために話す時間がどうしても長くなる。 

長いと、結局何が言いたかったのか相手は分からなくなってしまいます。 

そこで、大森が聞き手役の場合には、どの程度、頭の中で考えが整理されているか?を意識するようにしています。 

このまとめを聞く質問が「一言でいうと?」です。 

この返事の後、

「その背景・理由」

「伝えたい想い」

「私に伝える意味・意義」

等を順序だてて、質問するようにします。 

すると相手も、私の質問を通じて伝えたかった事が整理されてきます。 

今度は営業マンとして伝えたい場、役員プレゼンを例にあげてみましょう。 

伝えたい一言は「成長と発展を分けた戦略」

背 景:市場の成長スピードと貴社のスピードのGAP

想 い:そのGAPを埋めるには〇〇

効 果:投資対効果(ROI)は△△ 

この内容の詳細をコラムの中では書ききれませんが、大森は、論理的に説明する自信があります。 

自分の「一言」で、どの程度頭の中が整理できているか?

相手の「一言」で、どの程度頭の中が整理されているか? 

これを繰り返しながら、私も自問を続けています。 

貴殿は、顧客に対する提案だけに限らず、種々な考えについて「一言」でまとめる意識を持っていますか? 

今回も最後まで、読んでくださりありがとうございました。

 

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