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ホームページは会社の名刺!営業にも求人にも効果的な使い方とは?

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ブランディング営業体制コンサルタント

H&Cブランディングマネジメント株式会社

代表取締役 

中小企業のための、「ブランディング営業体制」を構築するコンサルタント。営業スタッフのみならず、全社をあげて、企業価値をしっかり守り、価格競争をせずに確実に売れていく体制づくりを指導する。

「ホームページなんていらないでしょ」 

そう言ってホームページを作らないままの中小企業は、ごまんとあります。なるほど、ホームページがなくても今までは仕事があったかも知れません。しかし時代は移ろうもの。いつまでも「ホームページなんていらない」とは言っていられません。 

よく考えてください。現代は情報化社会といわれています。これは一部の現象ではありません。否応なく巻き込まれていくものです。ですから、いくら「いらない」と考えていても、逆らえないのです。ホームページは今や会社のネット上の名刺となっています。 

では、会社のホームページには何を載せればいいのでしょうか。今回は営業にも求人にも効果的なホームページの使い方についてお話していきましょう。

  

■ホームページが会社の名刺といわれる理由

あなたは現在のスマートフォン所持率をご存じでしょうか。それを知るには、総務省『平成30年版情報通信白書』を見てみましょう。これによると、平成28年の時点でスマートフォンの普及率は75.1%。それから2年経った令和元年では80%を超えていると言われています。 

この数字はバカにできません。誰でも手軽にインターネットにアクセスができ、すぐ調べ物ができる環境。つまり、あなたの会社のこともすぐ調べることができるのです。そして調べた結果、何も出てこなかった場合は「正体不明なもの」として避けるようになります。 

人間は正体の分からないものに近寄らない習性があります。これは科学が発展した現代でも同じです。ですから、あなたの会社にホームページがなく同業他社がホームページを持っているなら、ホームページがある方を見込み客は選ぶでしょう。ホームページがあるだけで会社の存在が心情的に近くなり、安心できるのです。 

ホームページで会社の自己紹介をし、閲覧する見込み客や将来の従業員に心理的距離縮めてもらうことは大きなメリットがあります。それはご理解いただけるでしょう。でも、何をホームページに載せれば良いのか分からない経営者も多いのが実情です。 

 

■ホームページは名刺でありカタログ

会社のホームページに載せるべき情報は、大まかに以下の2点です。 

  • 会社の基本情報(会社名・所在地・連絡先・代表取締役の氏名)
  • 製品やサービスの紹介

 

これこそ閲覧者が最初に知りたい会社の情報です。たったこれだけで、会社の存在が身近になり閲覧者が様々な判断を下す材料になります。例えば、「所在地が家の近く」これだけでも選ばれる材料になるのです。特に地域密着型の会社なら、所在地情報は見込み客や将来の従業員を獲得するために重要です。 

そして忘れてはならないのが、会社の理念です。何を目的に業務に取り組んでいるのかを伝えられるのがホームページです。普段、営業先で演説をするわけにもいきませんよね。でも、ホームページなら声を大にして伝えることができます。 

この理念に共鳴してくれる人が多ければ、昨今問題になっている人手不足に陥ることはありません。理念は長々と書く必要がありません。「誠」さえあれば、必ず響く人は出てきます。でも、ホームページに載せなければ、響く人は存在しません。 

理想は何も語らなくても、商品だけで判断してもらいたいもの。けれど、現実はそうもいきません。商品だけから会社の理念をくみ取ることができる人はエスパーだけでしょう。エスパーはそうそう存在しませんよね。だったら、エスパーではない人をターゲットに理念を発信していきましょう。 

 

■ダメなホームページの例

すでにホームページを持っているから安心しないでください。持っているだけではいけないのが、ホームページです。閲覧者が知りたい情報が手軽に知れることが大切なのです。 

あたなの会社は以下のようなことをしていないでしょうか。 

  • スマホ非対応
  • 情報過多で読みづらい
  • 業務に関係のない趣味のページがある
  • 個人的な日記

 

先述しましたが、日本人の約80%はスマートフォンを所持し、これから情報を得ています。ですから、スマホ非対応のホームページは持っていても無用の長物です。アクセスした瞬間、読みづらいと感じられたらプラウザを閉じられてしまいます。 

情報過多のホームページも敬遠されるものです。知ってもらいたい気持ちは分かりますが、文字が多過ぎると小さなスマートフォンの画面では読みづらいのです。これもすぐプラウザを閉じられてしまいます。 

他、趣味のページや個人的な日記は会社のホームページに載せるべき情報ではありません。公私混同しがちな会社とみなされ、信頼してもらえません。会社のホームページであるなら、会社のことだけ。これが鉄則です。閲覧者の目的は、「会社情報を知りたい」です。これを忘れないようにしましょう。 

 

■情報は発信しなければ伝わらない

このコラムを読んでいるあなたの会社は素晴らしい会社でしょう。今、こうやって新しい知識を得ようとする経営者の会社なのですから。しかし、この素晴らしさは自分から発信しなければ誰にも伝わりません。 

今後はますます情報化社会は進むことが予測され、自ら情報発信をしない会社は淘汰される運命です。加えて国際化社会ですから、競合相手は日本国内にいるとは限りません。生き馬の目を抜く現代、声を上げない者に目をやる人などいません。 

おとなしくつつましいのが日本人の美徳でした。ですが、今は自分から主張をしていくことが生き残り戦略です。時代の移り変わりには目が回りそうですが、一緒に頑張っていきましょう。一人で悩まないでくださいね。 

最後まで読んでくださり有難うございました。

あなたの一日が素晴らしいものでありますように。

 

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