人的余裕も費用もない
さて今回は、「人的余裕も費用もない」です。
昨日は、ある専門工事業の団体に講演を依頼されお話してきました。
前半、普段のセミナーで話すことの後に、後半は対話式で実際の声を聴く形で進めていき、専門工事で直接受注していくときに何か引っかかりや、心配な点などをお聞きしました。
具体的なやり方が分からない。
現元請会社に嫌味を言われる。
今のスタイルを崩したくない。
直接売れる商品工事がないなど、想定していた意見がある中で、
「任せる人材がそもそもいない。さらに直販に投入する予算費用もない」
そんなお話を伺いました。
確かに現業、皆さんお忙しそうで何よりでしたが、今の仕事に何らかの問題や、疑問、心配があって私の話を聞きに来たわけです。
うちでお客様直の工事が取れたら、きっと今以上の売上や経営改善になると思い、わざわざ時間を割いて、話を聞きに来た。
専門工事業は、比較的小規模な経営で運営しているところが多い。
なので、売上の一番の稼ぎ頭は、実は社長さんの場合が大半です。
会社で一番忙しく、業務をこなすのはやっぱり社長ですから、目の前の売上を作るのが毎日の必達課題であったりするわけです。
でも、下請けである限り、今の売上は元請会社からの工事依頼に100%依存するわけです。
好調なときはそれで充分だと思いますが、これから3年5年先に、はたして好調さは伸びている、最低でもキープできるかは誰もが不安なところではないでしょうか。
話を戻しますと、任せる人材は、確かにいないと思います。
新規に直接工事受注の取り組みを任せられる人的資源は、そもそも小規模の専門工事会社にはないからです。
更に新規事業の費用に充てられるお金だって、日々の工事会社経営に余裕のある会社は少ない。
しかし、先行きに不安がある。そんな感じではないでしょうか。
でも、どこの会社も社内にたった一人だけ、新規事業を任せられ、費用も引っ張れる人材がいます。ご察しの通り、それは社長のあなたです。
直販受注をスタートし、軌道にのせるまでの責任者は社長です。そのほかの人材はありません。うまくいくか失敗するかの予算を工面できるのも社長です。
私は、直販元請化は専門工事会社なら必ず実現可能だと思っています。
思っていますが、その取り組みが成功するか失敗するかは、それに関わる社長の決定と熱意だと思っています。
人的資源がないわけではありません。社長のあなたがまずは行動。
これが、専門工事で直販元請化を始めるときに必要なことです。
小さく始めて実際の行動をし、結果を出してみること。うまくいくことも、そうでないこともあるでしょう。
その全部の責任を背負えるのは、社員ではなく社長のあなたであって、他に代わりはいません。
社長が先頭に立って行動し、成功したことを社内の仕組みにして初めて社員にやらせる。
上手くいったことを一過性の成功に終わらせないためには、上手くいくことを継続しないといけないからです。継続するのは社員の役目です。
「人的資源も費用もない」
社長がいる会社なら、どんなに小さな会社でも挑戦は、できるはずです。
あなたは、いつあなたの専門工事を直販化させたいと思っていますか?
それは、本気で思っていることでしょうか?
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今度は、あなたがアクションを起こす番です。
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