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悩まずに〇〇〇〇、成功社長の視点

SPECIAL

ダイヤモンド財務コンサルタント

ユメリアコンサルティング株式会社

代表取締役 

次世代経営者専門の財務コンサルティング機関。同族会社のオーナー社長・二代目社長に対して、経営基盤を頑強なものにする、「ダイヤモンド財務」の築き方を指導。

当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)実務の専門機関なので、実に、様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。

お悩みも実に多岐にわたるのですが、その一方で、誰にも相談できないことだからこそ、心の内面で何年も抱えて身動きがとれなくなってしまっている…そんな社長さんにお目にかかる機会があります。

経営が上手くいっている社長は、会社の未来をより良いものにするために、常に「先手先手」で次の一手を打っていきます。数字で具体的に描いた財務戦略をベースにした「財務思考」を持った上での打ち手ですから、いかに成功の確度を高めていくかという視点が最初から備わっているのです。

なかなか経営が上手くいかず、何年も同じところでグルグル「悩み続けている」社長もいます。しかし「悩む」ということは、ただただその状況を憂いているだけで、ここに何ら前進はありません。それに、社長にとって「悩む」という行為は、極力避けなければならないことでもあります。「悩む」ことは、心だけでなく体もむしばんでいくからです。

上手くいっている社長は、少なくとも同じことでずっと悩み続けるということはありません。将来に向かって具体的にどうすべきなのかを「考える」からです。問題を細分化して、ひとつづつ「これからどうすべきなのか?」について、具体的に「考える」のです。次の一手をどうやって打つのか、どういう行動を起こしたら事態が好転するかを徹底的に考え、行動に移していくからこそ、善循環が回り始めるのです。

「…だから出来ない」「・・・だから仕方がない」「・・・だからダメだ」が口癖になっている社長のもとでは、当然、社員もマイナス思考になっていきます。社長自身が自社の未来を諦めているため、当たり前といえば当たり前です。

経営が上手くいっている社長ほど「…するには、どうしたらいいか?」「…の可能性を高めるために、何ができるか?」「もし…なら、できるか?」というコトバを頻繁にクチにします。自社に成功をもたらし、社員と共により良い未来を築くにはどうしたらいいのかを本気で考え、1%でもいいからその可能性を最大化できないかを本気で考えているからこそ、出てくる言葉です。

自分の会社のどこに問題があって、将来に向かってどのような打ち手をしたら、どんな結果が得られるのかを数字で具体的に思い描けているからこそ、自信を持って日々の経営判断を下すことができますし、日々、会社とともに社長としての自分の成長も実感することができるのです。

当社では「美しい決算書をつくりましょう」というお話をしています。 あなたの会社の決算書が「美しい決算書」だったなら、銀行が「取引したい!」と思うでしょうし、連帯保証や担保などあれこれ要求してくることもありません。

資金調達の際に「売上計画表」や「資金繰り表」「試算表」などの細かい資料提出を要求されることなく、いつでもタイムリーに資金調達ができます。取引先も保証金や連帯保証を求めてきたり、あるいは、そもそも決算書の開示など求めてこないものです。

決算書の開示を求められるということは、取引先側の社内ルールの問題もあるでしょうが、根底には「この会社とお付き合いして大丈夫かな?」という不安の表れなのです。「美しい決算書」の会社は潰れない会社であることの証であり、社長自身が事業の永続のために、未来から逆算して決算書を磨き上げていることの表れなのです。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。もっといえば、会社の未来を創ることです。

ダイヤモンド財務®コンサルタント
 舘野 愛

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