KKD+Tをマスターしているか
バブル経済が崩壊して以降の「失われた20年」でKKD(経験・勘・度胸)に頼った根拠のない経営はダメだと言われてきました。
しかし、人材が限られている中小企業を動かすためには経営者の素質がすべてと言っても過言ではありません。
顧客第一で進むのか、従業員を幸福にしたいのか、経営者一族が儲かればそれでいいのか・・・方針は経営者の考え方にかかってくるのです。
ただ、中小企業であっても時代の流れとともに経営状況は変化するので生き残っていくためには経営者も成長する必要があります。その段階で必要になるのがT(Theory:理論)です。
一般的に言われている経営理論は実は大企業でやっと適用できるようになります。書籍に書かれている通り実行してみて、うまくいかなかった経験はありませんか?グレーゾーンが多い中小企業では経営者のKKDが絶対必要なのです。そして会社が成長するにつれてT(理論)をプラスしていく必要があります。
中小企業時代にKKDを鍛える・・・加えてTを頭に入れておく・・・ つまり、KKDにTを加えることでやっと上昇企業の一員として脱皮できるのです。
これは経営者でも経営幹部でも同じ。またマスターした人材が多ければ多いほど経営は楽になります。
御社にはKKD+Tの人材が何人いますか?
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。