御社には、〇億円~〇〇億円が眠っている!
「コンサルティングというが、それやって売上いくら上がるんや?!」
あなたが経営者ならば、頭の片隅でそう考えたことはありませんか?
実際、私も何度か、この質問を投げかけられたことがあります。
最初に投げかけられたのは、1999年でした。
指導した結果、売上が上がったので、先方社長も営業幹部も私も〝三方良し”
でしたが、その後も何度となく、この質問には悩まされてきました。
さて、ここで私からも質問があります。
いままで研修やコンサルティングを受ける際に、「御社は、あと売上が〇億~〇〇億円上がる可能性があります。」と具体的かつ詳細に説明された経験はあるでしょうか?
あるいは、自社で新しい施策を行う時に、「この施策をすれば、年商〇〇%アップが見込める。」という明確な理屈や根拠のもとに実施したことはあるでしょうか?
中小企業の経営者の多くは、実際のところ、新しい施策に、いくら投資と労力をかけていいか不明なまま、決断しています。
それは、御社が現有戦力のままでも、どれくらいの『 潜在営業力 ≒ 売上アップの可能性 』があるか判らないまま、憶測や願望をもとに営業強化を実施しているからです。
もし、売上があと〇億円~〇〇億円上がるという根拠をもとに営業強化を行うのと、とりあえずやらないと判らないのとでは、経営者も現場も、施策の内容や本気度が根本的に変わってきます。
「自分の会社は、売上がいくら上がるのか?」
経営者のこの質問に、1999年以降、考え続けた結果、経営資源の「人」に注目することにより、業種に関わらず、『 御社に眠っている売上が、いくらあるか? 』を数値化できる計算式を創り上げました。
(※『全員営業』の1日セミナーや研修・コンサルティングでは、億より一つ下の〇千万円単位まで実際に試算する時間を設けています)
どれくらい眠っているかは、もちろん会社によりけりですが、今までの平均値は、
年商の20~30%
といったところです。昨年の試算結果は最低値がS社1億円~最高値はM社44億3千万円でした。
もちろん、実際に上がるかどうかは、幾つもの要因が関わってきます。
しかし、御社で売上を上げる役割を担っているのは、現状のところ営業部門だけではありませんか?
では、営業部門以外に、会社には、いくつの部門があり、何人が在籍していますか?
1.部門数(営業以外)=〇部門
2.社員数(営業以外)=〇〇人
あなたの会社では、上記の1+2が、営業力としては手付かずの状態になっているのです。
もちろん、本来の業務があるので、部門と人数があっても、そのまま営業部門の肩代わりができる訳ではありません。
しかし、現有戦力のままでも、『全員営業』の考え方と仕組みを会社に取り入れれば、上記の1+2が確実に今以上の営業力として加算されるようになります。
仮に、営業会議で現場から、今の人員でこれ以上はムリとか、新規営業は厳しいといった発言があっても、それはあくまで、現在の営業のやり方、今までの会社組織の運営における話です。
会社全体の営業力は、視点を変えれば、人を増やさなくても強化できる打ち手が、まだまだ存在しているのです。
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。