Description
外資系トップブランド企業で数々の実績をあげてきた奇才の実力者が、
その27年にもおよぶプロデュースの手法を初めて公開。単なるブラ
ンド戦略とは一線を画した「自社独自のブランド、しかも小さくても
市場を牽引し、大きな収益を上げられる“リーディングブランド”づ
くりを、あくまでも中小企業経営者のために提示した注目の書。
●もくじ
第1章 「リーディングブランド」は中小企業の勝利の原動力
9割の経営者が、ブランディングを勘違いしている
厳しい時代を生き抜く鍵は、誰にも真似できない「独自性」
日本企業が知らない「ブランディング3つのフェーズ」
「マーケティング」と「ブランディング」はどういう関係?
一大ブームとなった「CI戦略」と「ブランディング」の決定的な違い
今さら聞けない「そもそもブランドって何?」
あなたの会社のブランド力をアップする3つの要因
「効果がなかったブランディング」には明確な理由がある
日本企業の「戦略なきブランディング」がまねく残念な結末
第2章 リーディングブランドだけが手にする5つのメリット
「量的成長」ではなく「質的成長」が求められる時代へ
(1)「価格プレミアム」を得て、価格競争を回避できる
(2)新規顧客とリピート客が増えて売上アップ
(3)取引先と有利な条件で取引可能になる
(4)コストをかけない、好意的なメディア露出機会の最大化
(5)有能な従業員の確保と定着化が容易になる
第3章 経営者が知っておくべきリーディングブランド構築の3大原則
今や「ブランディング」は経営者のもっとも重要な仕事
(1)日本企業、最大の弱点を克服する「戦略的思考の原則」
(2)矛盾、ズレ、不調和をなくして推進力を最大にする「一貫性の原則」
(3)形なきものを形にするブランディングに必須の「言語化の原則」
第4章 圧倒的ナンバーワンになるポジショニング戦略
ポジショニングがブランドの運命を決める
「差別化して競争に勝つ」のでなく「独自性を確立して競争せずに勝つ」
「絶対的優位」を勝ち取る〝立ち位置〟の見つけ方
探しても見つからなければ「ひとり勝ち」マーケットを創り出す
マーケットを広げリーダー企業の価値を上げる〝後発参入〟を歓迎しよう
ビジネス最大級の特権をもつ「プライスリーダー」になるには
小さなマーケット発「世界的リーディングカンパニー」
第5章 「費用対効果」を最大化するマーケティングプランの作り方
マーケティングは「アート」と「サイエンス」の融合
フレームワークを使いこなして「勝てるプラン作り」を
「自社」「顧客」「競合」を理解する定番フレームワーク「3C分析」
自社の独自性を徹底的に知りつくす「VRIO分析」
戦略目標を見つける「クロスSWOT分析」
時代を反映する「製品との出合いから購入まで」のプロセス
顧客をファンに育てる「顧客育成戦略」を実践していますか?
「本当のPDCA」が回り始めれば成長が一気に加速する
マーケティング費用は「コスト」でなく「投資」という意識をもつ
ブランディングが生み出す「経営と現場の好循環」
Column 強みを補強し、弱みをカバーし合う協業
「アライアンスマーケティング」の勧め
第6章 組織力を飛躍的に高めるインターナル(社内向け)ブランディング
「本気の社長」と「受け身の社員」のギャップを埋める注目の戦略
効果拡大の鍵を握る「営業部員」へのインターナルブランディング
あなたの会社の理念は経営に活かされていますか?
「形だけ」の経営理念から脱却する5つの条件
理念が意識を変え、行動を変え、仕事ぶりを変え、業績を変える
理念浸透に近道はない〝使う習慣〟を身につけ社内に息づかせよう
まずは社長の〝パーソナルブランディング〟から始めよう
第7章 世界に羽ばたくブランドを作る
世界のリーディングカンパニーが「ちっぽけな会社」時代にしていたこと
小さい会社だからこそ有利なこれだけの理由
ブランディング効果の最大化に欠かせない「デザインシンキング」とは
「モノづくり+ブランディング」が中小企業を強くする
日本発、グローバルブランドの誕生
おわりに