親子経営 「フェアな経営」を目指して
先日の私の塾生とのセッションでの話です。彼の会社は建設機械の販売会社です。彼は長男で後継者になります。彼の父親が事業継承で悩んでいるとのことで私とのお付き合いが始まりました。 父親の相談にのる傍らで後継者の育成を引き受けましょうということで長男が私の経営塾の塾生になりまし...
先日の私の塾生とのセッションでの話です。彼の会社は建設機械の販売会社です。彼は長男で後継者になります。彼の父親が事業継承で悩んでいるとのことで私とのお付き合いが始まりました。 父親の相談にのる傍らで後継者の育成を引き受けましょうということで長男が私の経営塾の塾生になりまし...
先日行なわれた或る大きな会議において、政府税調の重鎮を務める政治家が発言した内容です。 「日本は大量受注大量生産の時代から、多品種少量生産の時代に移りつつあります。その際の主役は、長い間日本経済を支えてきた中小企業です。この中小企業が加速度的にその数を減らしつつある今、政...
「なぜこんな社員になってしまったのだ」と言って社員の問題を相談する経営者がいます。それはその社員特有の問題と考えての相談です。 ところが、社員が問題行動を取ったのは理由があります。 それはその会社にそうせざるを得ない何かが、つまり、成長の阻害要因あるのです。 その一つが歩...
現在IT・情報通信業界は、人財不足で「仕事はあれども、人がいない」の状況にあります。 そのような中、どの会社もやがてくる不況期に備えて新たな事業モデルの構築を模索しています。3年後Al、loTが実用化され、SESや請負ビジネスが減少していることは間違いありません。 本セミ...
おしゃれで、素敵な事務所です。 十数名のスタッフが、そのワンフロアで働いています。 挨拶が終わるとF社長は、ため息を漏らします。 「当社は、なんでこんなにゴチャゴチャなのでしょうか?」 見回してみると、確かに多くのものが乱雑に置かれています。 そして、言われます。 「最近...
ビジネスにおいても人生においても当然ながら、想定外のことは起りえます。例えば人生で言うと、病気や事故で突然命を失うことだってあり得ます。 「ボクは死にません!」と強がったところで不測の事態というのは誰にだって起こり得ることですから、それに備えて保険に入ったりするわけです。...
今、商品戦略において「ストーリーのある〇〇」という手法がトレンドであり定番化の傾向にあります。少し前だと「つくり手の顔が見える〇〇」といった表現で、モノが溢れる時代の差別化戦略のひとつとして重宝されてきました。今再び、この古くて新しい手法が「つくり手のストーリー」という切...
ある工務店の経営相談のときの話です。 「このところ、見込客からの契約率や契約単価が落ちてきています。営業マン教育に力を入れていますがなかなか思うようにいきません。どう改善したらよろしいでしょうか」 情報過多の時代の営業マン教育 ニーズが多様化し、情報過多の時代となり、消費...
お盆期間も終わり、今週から秋冬に向けて本格的にスタートという会社も多いかと思います。ギフトでも最も需要が高くなる、冬シーズンが近づいてきます。 さて、今回はどのような事業でも同じなのですがギフトの通販といえども、経営における最も重要で根幹となるところのお話しです。 通販と...
「伊藤先生、レイバースケジュールを導入したのですが、上手く使えず、人時生産性が上がってこないのです」とあるスーパーマーケットチェーンの社長からのご相談です。 ――――担当者は何人いますか? 「店舗運営の担当者が、兼任でやっていますが…」とのこと ――――責任者不在どころか...