経営改革を阻んでいる社内伝説をぶち壊す
先日クライアント先で打合せをしている時、経営改革の一環として、ある業務でシステムを導入して仕事を効率化することが決まりました。 私は以前社長からお話をお伺いしていた内容を勘案すると、社長はシステム導入による業務効率化には積極的という印象を持っていました。けれども、社員は「...
先日クライアント先で打合せをしている時、経営改革の一環として、ある業務でシステムを導入して仕事を効率化することが決まりました。 私は以前社長からお話をお伺いしていた内容を勘案すると、社長はシステム導入による業務効率化には積極的という印象を持っていました。けれども、社員は「...
「中川先生、次の新商品の構想に関してですが、基本的には市場シェアを取りにいくという発想でいいのでしょうか?」 - 先日ご紹介で個別相談を受けにお越しになったT社長からのご質問です。 「シェアを取りにいく発想は捨ててください。時代遅れです。死にますよ。」と私が強い表現で言い...
先日、日経MJに出た以下のタイトルと記事にとても共感したのでご紹介します。 「マーケティング シニア自身で」 「博報堂、クリエーター組織結成」 「50~70代 先入観なく商品販促」 リード記事は「博報堂はシニアビジネスの開発を支援する組織 ”博報堂シニアビジネスフォース...
「御社の今の事業を例えて言えば、夫婦で営む定食屋ですね。」 ネットサービス業H社長は、忙殺されるほどの毎日を過ごしています。この日のコンサルティングでも、顔から寝不足の様子が解ります。 私は何がそんなに忙しいのかを御聞きしました。 「既存の顧客に提供する次のサービスをつく...
「先生、部門別の人時売上目標設定はどう考えればいいのでしょうか?」とあるチェーンの幹部の方からのご相談です。 ――――部門別の人時売上?!それ出す意味ありますか? 伊藤は申し上げました。 「いや、いや部門別に人時売上を出して見ると、良い店と悪い店と大きくバラつきがあるので...
重要顧客を差別化、つまり依怙贔屓することは、店舗ビジネスにとって重要な戦略となります。戦術ではなく「戦略」と言えるのは、現場において「思いつきサービス」を提供することが差別化とは全く言えず、最初から提供されるべきサービスとして、社内の資源配分を考え抜かれて設計されていなけ...
「今は、一時的に落ち込んでいますが、下期には少し回復すると思っています。その後は安定してくるはずです。」と社長。 「では、現状のままで大丈夫ですね。無理して新規開発などしなくても良いのでは?」 社長「・・・」 仕事柄、様々な業界からのご相談を受けていますが、最近、つくづく...
28歳のA君は、大手メーカーを辞め、地方の部品メーカーS社に転職をしました。 地元に戻ること、そして、もっと先進的な技術が学びたいという希望がありました。正直言えば、「大企業」に疲れたとも言えます。 転職サイトでS社を見つけました。挑戦的でありながらも、和気藹々とした職場...
「先生、今後人時売上目標をクリアするには、実際に、どのように回していくか、店舗にも考えてもらわないとと思っています。最初から何でも揃っていったら考えないですから、人が減って、そこでやりくりする考えを引き出すようにしていきます。」 今 人時売上上昇中のチェーンの社長のひとこ...
さて今回は、「仕組みの見直し」です。 我が社の第26期期末を迎えました。 今期は、昨年の台風対応特需などもあり、例年より大幅な増収増益で終わりました。 経営成績は良かったのですが、その反面、今の経営上の仕組みが間に合わず、仕事上の準備、実行、フォローが全て後手後手になり、...