属人的営業の功罪
私は仕事上、さまざまな会社の「内側」を見せていただきます。内側と言うのは別に室内と言う意味ではなく(まあ室内もですが)、事業の仕組みや財務状況など、外からはうかがい知れない会社の重要な内部情報のことです。 今回お話したいのは、会社の「内側」の事業の仕組みのうち、その核と...
私は仕事上、さまざまな会社の「内側」を見せていただきます。内側と言うのは別に室内と言う意味ではなく(まあ室内もですが)、事業の仕組みや財務状況など、外からはうかがい知れない会社の重要な内部情報のことです。 今回お話したいのは、会社の「内側」の事業の仕組みのうち、その核と...
8月18日の新聞では、「主要国経済1割縮小」(日本経済新聞)、「GDP戦後最悪の下落/4月〜6月年率27.8%減」(朝日新聞)等々、厳しい大見出しが乱舞しています。「個人消費低迷」のこの根底にあるのが、生活者のコロナ禍マインドです。さまざまな情報が錯綜し、ますます不安や恐...
さて今回は、「原点回帰」です。 我が社が、毎年9月に更新をする経営指針書。 個人経営から、会社組織にして今期で28期目になります。 そしてその大半の期を、下請工事から脱却し、自社直営の会社にしてやってきました。 元請化26年に入る今期、先期を見直し、改めて掲げた年間テーマ...
このところ、さまざまな会社さんとお付き合いしていて、表面的にはあまり変わらないように見えても、その実だいぶ肌合いが異なることがわかってきました。同じ業界にあって一見同じように見えるお悩みでも、会社の体質によってその中身がだいぶ違うのです。 コロナショックの影響はあるものの...
「また、やってしまいました」 「何を?」 「売り込み、やっぱだめですね。目標達成の意識がどうしても強くなり」 「商談時に、売り込まない最善の方法って何だと思いますか?」 「そんなのないでしょう」 それは「反論する言葉」を使わないことです。 具体的には「しかし」...
仕事というものは本来楽しいものでなくてはならない。苦痛をガマンして働いてお金をもらっても、それは仕事とは言えない。このことは定年退職した後に分かる。 「細井さん、先日、NHKを見ていたらこんなことを言う人がいてね。なるほどと思ったんですが私には定年がないんですよ」 こう話...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 相手に共感する時はWHATが有効で 深く考える時はWHYが有効 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 早く、そして長く成功するカウンセラーは、カウンセリングの現場ではWHAT(何)をよく使い、現場以外では、WHY(なぜ)をよく使います...
遅い昼食をとるために、定食屋に入ります。見た目通り家族経営のようです。 オーダーを取りに来た女性は、不愛想です。 1000円の刺身定食の刺身は、べちゃべちゃしています。 会計を終え、店を出る時まで感謝の言葉はありません。 私は、心の中でつぶやきます。「潰れてしまえ」。 ま...
「先生、うちの会社の社員は、展示会に出展しても展示の方法ばかりに気を取られていて、肝心の集客に力を入れないんですよ。やっぱり集客が大切ですよね」そう言って質問してきたのは、当社のセミナーにお越しになり、講義を真剣な表情でお聞きになっていた製造業の方です。 まず、「ショール...
「中川さん、やっとうちも組織っぽくなってきました」―― 当社のコンサルティングの終盤に差し掛かったF社の社長がこう言われました。 「いままで優秀な社員をありがたがっていましたが、そこが落とし穴でした」― F社長は嬉しそうに言葉を続けます。「着目すべきは、むしろダメな社員の...