「チャンスを活かせず失敗する企業に、絶対的に欠けてる視点とは?」
「先生、売上の高い店はいいんですが、儲かってない店が問題でして…」とあるチェーンの社長からのご相談です。 話をお聞きすると、売れる数店舗で全体利益を稼ぎ出していて、それ以外の赤字ギリギリ店舗をなんとか改善させたいとのこと。 かつて、全社をひとまとめにした管理会計で売上さえ...
「先生、売上の高い店はいいんですが、儲かってない店が問題でして…」とあるチェーンの社長からのご相談です。 話をお聞きすると、売れる数店舗で全体利益を稼ぎ出していて、それ以外の赤字ギリギリ店舗をなんとか改善させたいとのこと。 かつて、全社をひとまとめにした管理会計で売上さえ...
システム開発業D社長から、コンサルティング期間中に、合計3回の値下げの相談を受けています。 「大口クライアントから、値引きに応じれば契約更新すると言われています。」 「はい、それは、良い話ですね。」 「この業界に対しては、値引きをしたいのですが?」 「はい、いいでしょう。...
企業への顧客のロイヤルティーは「惰性的」「理性的」「感情的」に分かれると言われています。 惰性的は「他社に乗り換えるのが面倒」など消極的理由で顧客になっている状態。理性的は性能や価格面を比較し合理的な判断でその企業を選んでいる状態。感情的は、とにかくその企業やブランドが好...
某中小企業経営者さんとの雑談です。 「中国は、日本と比べてAI活用進んでいますね~ 読者の心理を読んでメールの内容を変えるなんて」 「はい、AIだけでなく接種も進んでいますよ。 自治省によりますが私の中国人先生(31歳)は既に2回済」 「何でも早いですな~ ところで、サブ...
先日、所用にて東北地方を訪れた際の話です。私にとってははじめての東北訪問で、空き時間に駅ナカのお土産屋さんをブラついていました。コロナの影響もありお客様の姿はまばらで、各店舗のスタッフの方々も手持ち無沙汰なのか、フラフラとぎこちない動きをされています。 そんな中、私が入っ...
マーケティングでは、よく「やりたいこと、できること、そして、ニーズのあることの3つの輪が重なる部分を見つけましょう」と言われます。 けれども、「自社が提供する価値とは何なのか」を会社として定義しておかないと、ついついニーズに引っ張られて、儲かりそうなことや、流行っていそう...
「先生に指導していただいているギフト事業、何がなんでも成功させたいです!」 コロナによる強烈な逆風と必死で戦いながら新たな事業の柱としてギフトに取り組んでいる当社クライアントのT社長が、先日の訪問時におっしゃられた力強くも切なる言葉です。 本来であれば、約1年ほどの間にギ...
先日、仕事がらみのお話しの後の雑談で、SDGsの話題に及んだ時のこと。「確かに昔はそうだったよなぁ」とある方が言いました。何が「そうだったか」というと、容器のリサイクルについてです。 年がばれますが、子供の頃の牛乳と言えば、牛乳屋さんが毎朝届けてくれるガラス瓶入りのものだ...
白を基調とし、緑と茶が混じるデザインのおしゃれな事務所です。 そこでは、若い男女のスタッフが20名ほど働いています。 当時は、グループ全体で年商6億円でした。5年が経った今、年商は20億円になっています。ノックがあり、懐かしいAさんが入ってきます。 私は、K社長に言いまし...
経営や、商品の人気がかんばしくない社長の話には共通項があります。それは、一般生活者である「お客さん」が、自社や商品に対してどう思っているか、ということに関心がないということです。驚くほど興味、そして関心がありません。そして、一般生活者に話を聞くという方法を持っていないとい...