問題意識の深さと方向性が決断の速さにつながる
「あの時決断していなければ、ウチは倒産していたかもしれない」先日お会いしたある経営者がおっしゃっていた言葉です。既存の事業の利益率が低いことを悩んでおられたその方は、あることをきっかけに、利益率が今までの10倍となる新規事業に思い切って方向転換されました。今になってみると...
「あの時決断していなければ、ウチは倒産していたかもしれない」先日お会いしたある経営者がおっしゃっていた言葉です。既存の事業の利益率が低いことを悩んでおられたその方は、あることをきっかけに、利益率が今までの10倍となる新規事業に思い切って方向転換されました。今になってみると...
めっきり、朝晩が涼しくなってきましたね。日中は施工しやすい季節なのですが、夕暮れがだんだん早くなってきました。屋外工事の時間が短くなってきて、現場の段取りを考えないと施工物件が終わらなくなってきました。台風も概ね終わり、秋のリフォームシーズンで、連日新規訪問や見積提案をお...
「生産性向上をテーマにしてる展示会に行っても、店舗全体の生産性を上げるようなものがないんですよね」とあるチェーンの経営者の声です。製造業や農業が生産性を競って技術革新がいたるところで起こっているにもかかわらず、小売業は生産性の「せ」の字も出てこないのは事実です。多くのチェ...
既存店の売上を大きく伸ばしていくのは決して簡単なことではありません。そのため、新たな売上の柱として、出前・宅配の導入を検討されている店や会社もあります。そして、出前・宅配を本格的に導入すると、確実に売上は伸びていきます。扱う商品や商圏特性、競合店の状況などが影響をしますが...
現在、各種の製造業を訪問し、経営者の方と面談させていただきながら知的財産の活用をヒアリングする「知財活用行脚」を行う中で、「知的財産を活用している会社としていない会社の大きな違い」に気付きました。 それは、企業のビジョン・目標を定め、知的財産をそのビジョン、目標達成のため...
多店舗展開で高収益をあげる仕組みづくり飲食店経営、フードビジネスで事業を成長させるポイントは、何と言って も多店舗展開にあります。 一つの確立したノウハウを掛け算で売上利益、そして業績に変えていく ことができるからです。 重要なことは、多店舗展開に関する「一貫した実務ノウ...
私が海外戦略において基本としている「タイ・プラスワン」の目指す先は、ベトナムである。日本の中小企業にとってベトナムは、先行者利益を掴むことができる数少ないフロンティアだからだ。またベトナムは、アセアン諸国でも経済の根幹を握る“華人経済圏”の外側で独自路線を歩んでおり、比較...
「今までは、場つなぎだと思っていたのですけれど、もう少し夢を見て、ハッピーに退職したいと考えました。それにはどうすれば、と考える事ができました。」 先日、当社セミナーに参加された方からいただいたご感想です。ご自身の立場を「場つなぎ」と捉えていたのは、まだ年若いご主人の逝去...
中小企業の社長にとって、労働組合(以下、組合という)ほど縁遠い組織はありません。未払い残業代と言った労務トラブルが原因となって、突然、組合結成通知や労使交渉の申し入れを受けてはじめて、その存在を知ることの方が一般的でしょう。たとえ、社内に組合があっても、「組合があると社員...
「私は今年で社長になって10年、これまで、親父の代のやり方をずっと続けてきましたが、もうそろそろ真面目に向き合わないといけないと思いまして…」先日ご相談にいらっしゃった50代の社長様のお言葉です。業界自体が全般的に縮小方向にあり、営業マンの努力や目先の手法を変えるくらいで...