第19号:高付加価値・高賃金事業における、スペシャリストの扱い方
「シライ先生、スペシャリストの評価はどう考えれば宜しいでしょうか?」木工製品設計製造A社長のご発言です。 「営業と技術部門に、すごく成果を出せる社員がおります。成果を上げてくれるのは有難いのですが、そういう社員はあまりマネジメントに興味がなく、やらせてみると全然機能しない...
「シライ先生、スペシャリストの評価はどう考えれば宜しいでしょうか?」木工製品設計製造A社長のご発言です。 「営業と技術部門に、すごく成果を出せる社員がおります。成果を上げてくれるのは有難いのですが、そういう社員はあまりマネジメントに興味がなく、やらせてみると全然機能しない...
サッチャー政権以降に始まった第二次グローバリズムは、1990年代以降、本格的に始まり、西側諸国では、グローバリズム、財政均衡主義、リベラリズムを標榜する新自由主義政権が続いて参りました。 これら新自由主義政権は、対立構造にあるリアリズム政党に対して、極右というレッテルを貼...
世の中を賑わす企業や組織の危機管理のまずさを目にするにつけ、これは規模の違いはあるにせよ誰にでも起こり得ることだという思いを強くします。これには、私たち、特に日本人が持っている性根によるところが大きいのではないかと思っています。 私が企業で組織を束ねる立場にあった頃、...
こんにちは。ヘルスケアビジネス総合研究所の原です。 「どこかM&Aできる先はありませんか?既存事業は何とか維持できていますが、これ以上の成長は見込めそうにないんです。」 先日、ある経営者からこんな相談を受けました。 既存事業は緩やかに成長を遂げているものの、大きな...
何をやってもうまく行かない人というのはどこにでもいて、そのような人たちに共通する欠陥があります。どんな欠陥かというと、他人との約束を守らない、世の中のルールを守らないということです。 子供の約束事ならいざ知らず、大人の、しかもビジネスをやっている経営者が約束...
突発的な相続や事業承継が発生してから、「どうしたらいいでしょうか?」とご相談いただくことがあります。正直に申し上げると、「もっと早く相談していただけたら…」と残念に思うことが、多々あります。 なぜなら、相続が発生した後では、対策と言ってもできる選択肢が限られるからです。 ...
「最近、受注率が思うように上がらなくて困っています。」先日の弊社セミナーで、ある製造業の経営者からこんなお話を伺いました。「提案書を出しても断られることが増え、何が問題なのかよく分からないんです。値引きすれば契約は取れるものの、利益がほとんど残らなくて…どうしたら受注率を...
失敗や課題を正直かつ率直に認め、共有する姿勢は、経営者が社内からの信頼を築くうえで重要な要素となります。 「未達成の目標について、どのように社員に伝えるべきか悩んでいるんです」 N社のN社長からこのような相談を受けたのは、3年前に筆者が策定をご支援した中期経営計画の振り返...
「あのテレビ局って、ものすごくダサいですよね?」と、ある女性経営者との雑談で出てきた一言です。男性大物芸能人の女性スキャンダルから始まった話が、実は番組を優位に制作するために会社が女性社員を利用していたのではないかと問われている問題です。 テレビ局と言えば、一時期は超人気...
「営業力を強化したい」と資材メーカーK社長が相談に来られました。 この時のK社は年商8億円で、営業部には6名の社員がいました。 イライラを隠せないK社長です。 「個々の社員に具体的な行動指示を出す必要があると考え、毎週の営業会議を始めました。その運営を部長に引き継ご...