若者の発想を取り入れる方法
新しい発想を探そうとするときに「よそ者・若者・馬鹿者」の知恵というような言い方があるのをご存じの方も多いと思います。企業経営においてもまた、新たな視点で事業を洗いなおすことによって、それまで見えていなかった改善点や事業機会が見つかることも少なくありません。他方で、企業にと...
新しい発想を探そうとするときに「よそ者・若者・馬鹿者」の知恵というような言い方があるのをご存じの方も多いと思います。企業経営においてもまた、新たな視点で事業を洗いなおすことによって、それまで見えていなかった改善点や事業機会が見つかることも少なくありません。他方で、企業にと...
IT業界のバズワードについて、前回のコラムでは「DX」を例にして説明しました。その後、この話題についてあるお客様と世間話をしていて、「そもそも論」にたどりつき、それが専門家ではない方々の理解のしにくさに直結している、という結論に至りました。 例えば、「IoT」という用語に...
「御社では一人の店長に、何店任せてるんですか?」 質問した方の社長は、信じられないといった様子。 「だって〇〇社なんか、朝『店長が居るな』と思ったら、その日の夜まで働いている店ばかりですよ」 チェーンビジネスで業績を上げていくには「社員一人で複数店見れる」と...
無くなりかけていた「モトコー」 大阪方面に出向いた際に、古巣の神戸に寄ってみました。私にとっては懐かしい場所です。大学を卒業してすぐにひとり暮らしを始めた地であり、会社も三宮にありましたので当時ふだんは殆どこの界隈に居たからです。 お目当ては、中古レコードで...
「最近の若い社員は、定時になるとさーっと帰っちゃうんだよな」と、これは先日お会いしたある会社の50代の社員さんのぼやき。うらやましさと非難がましさがないまぜになったその口調に、「心中お察しします」と思わずつぶやいてしまいました。 日本人の勤務時間はここ数年で短くなっている...
今年は特に夏が暑く、猛暑日が続いています。夏が暑いということは悪いことばかりではありません。暑いということは天気がいいということであり、農作物には都合がいい事が多いでしょう。しかし、こう暑くては度が過ぎていて、多少、弊害も出ているようです。 さて、夏といえば甲子園、高校野...
こんにちは、安心安定カウンセラー起業の矢場田つとむです。 ビジネスチャンスは、日常の雑談や会話から見つけることができます。 でも、ちゃんと意識していないと、見過ごしてしまいます。 売上を大きく上げるチャンスが何気ない会話の中に潜んでいるのに、それを逃しているのは、もったい...
「不易流行」という松尾芭蕉の俳諧の理念があります。経営者の座右の銘でも見かけますので、普遍の真理かもしれません。一方で、同じ俳諧師でも現代社会にも通じる幾多の試練を乗り越えて生き抜いた人が小林一茶でした。 1.家業を継げず、俳諧師となる 「我と来て 遊べや ...
「今年も残すところあと3分の1…コロナ禍もひと段落して、世の中の人の動きやモノの動きが戻ってきているにもかかわらず、儲けにつながっていないために目標達成が極めて厳しい状況です。原材料の高騰、人件費や輸送コストの上昇など、要因は多々ありますが、どうすれば儲かるようになります...
これまで中小企業の事業成長支援を続けてきて思うことですが、経営者が持つべき最も重要な能力のひとつが「切断力」ではないかと思います。 イノベーションや価値創造といった言葉に代表されるように、経営やビジネスの文脈でよく「何かを生み出す」ことが重要視されますが、実は生み出す前に...