最低賃金+40円の衝撃を吸収するためのマインドポジション経営の考え方
先日来、メディアにちょくちょく現れる「最低賃金+40円」のお話し。2022年の全国の最低賃金は平均961円でしたが、この10月からは各都道府県で39~47円引き上げられ、全国平均は初の1000円超えと話題になっています。 背景には日本のサラリーマンの給料が欧米各国と比べて...
先日来、メディアにちょくちょく現れる「最低賃金+40円」のお話し。2022年の全国の最低賃金は平均961円でしたが、この10月からは各都道府県で39~47円引き上げられ、全国平均は初の1000円超えと話題になっています。 背景には日本のサラリーマンの給料が欧米各国と比べて...
建設業M社長は、カバンから立派に装飾を施された経営計画書を取り出しました。 私はそれを受け取り、パラパラとページをめくります。 そこには、過去に何度も見てきた文言が並んでいます。 その手帳から、事前に頂いていた課題一覧表に目を移します。 その一つに、「理念の浸透がされてい...
新しい発想を探そうとするときに「よそ者・若者・馬鹿者」の知恵というような言い方があるのをご存じの方も多いと思います。企業経営においてもまた、新たな視点で事業を洗いなおすことによって、それまで見えていなかった改善点や事業機会が見つかることも少なくありません。他方で、企業にと...
IT業界のバズワードについて、前回のコラムでは「DX」を例にして説明しました。その後、この話題についてあるお客様と世間話をしていて、「そもそも論」にたどりつき、それが専門家ではない方々の理解のしにくさに直結している、という結論に至りました。 例えば、「IoT」という用語に...
「御社では一人の店長に、何店任せてるんですか?」 質問した方の社長は、信じられないといった様子。 「だって〇〇社なんか、朝『店長が居るな』と思ったら、その日の夜まで働いている店ばかりですよ」 チェーンビジネスで業績を上げていくには「社員一人で複数店見れる」と...
無くなりかけていた「モトコー」 大阪方面に出向いた際に、古巣の神戸に寄ってみました。私にとっては懐かしい場所です。大学を卒業してすぐにひとり暮らしを始めた地であり、会社も三宮にありましたので当時ふだんは殆どこの界隈に居たからです。 お目当ては、中古レコードで...
「最近の若い社員は、定時になるとさーっと帰っちゃうんだよな」と、これは先日お会いしたある会社の50代の社員さんのぼやき。うらやましさと非難がましさがないまぜになったその口調に、「心中お察しします」と思わずつぶやいてしまいました。 日本人の勤務時間はここ数年で短くなっている...
今年は特に夏が暑く、猛暑日が続いています。夏が暑いということは悪いことばかりではありません。暑いということは天気がいいということであり、農作物には都合がいい事が多いでしょう。しかし、こう暑くては度が過ぎていて、多少、弊害も出ているようです。 さて、夏といえば甲子園、高校野...
こんにちは、安心安定カウンセラー起業の矢場田つとむです。 ビジネスチャンスは、日常の雑談や会話から見つけることができます。 でも、ちゃんと意識していないと、見過ごしてしまいます。 売上を大きく上げるチャンスが何気ない会話の中に潜んでいるのに、それを逃しているのは、もったい...
「不易流行」という松尾芭蕉の俳諧の理念があります。経営者の座右の銘でも見かけますので、普遍の真理かもしれません。一方で、同じ俳諧師でも現代社会にも通じる幾多の試練を乗り越えて生き抜いた人が小林一茶でした。 1.家業を継げず、俳諧師となる 「我と来て 遊べや ...