専門コラム「指揮官の決断」 No.025 『決定の本質』
国際関係論や意思決定論を学ぶ者にとっての必読書にグレアム・アリソンの『決定の本質』という本があります。 私が学部の学生で、組織論を専攻しようと決めたものの、組織論の中で何を勉強しようかと悩んでいた時に出会った本で、ひょっとすると私のその後の進路に極めて大きな影響を与えた本...
国際関係論や意思決定論を学ぶ者にとっての必読書にグレアム・アリソンの『決定の本質』という本があります。 私が学部の学生で、組織論を専攻しようと決めたものの、組織論の中で何を勉強しようかと悩んでいた時に出会った本で、ひょっとすると私のその後の進路に極めて大きな影響を与えた本...
我々は企業の業績についてしばしば「決算書」で判断します。「決算書」はいわばその企業の成績表であり、業績の良し悪しを如実に表しているのです。 「決算書」は、基本的に「貸借対照表」と「損益計算書」から構成されており、この二つを見ることで、その企業の業績や財務状態について様々な...
5月8日発刊の「日経ビジネス」で「顧客は奪い取れ~強い会社の喧嘩術~」という 特集が掲載されていました。その中で、ある企業の社長が30年に及ぶ執念の追跡の末に中国模倣品工場を殲滅させたことが紹介されていました。今も現地の動向に目を光らせているそうです。 一方で、最先端の技...
某営業マンと雑談のひとこまです。 「最近の若い方は新聞を読まないね」 「要らないですよ、新聞なんかインターネットからの情報検索だけで十分です」 「確かに…でも、新聞にはインターネットでは得られない 大切なポイントがひとつあるのですよ。」 「何ですか?そのポイントとは」 時...
これまでざっとではありますが、KZ法の進め方やその経営上での効果についてご説明してきました。在庫が減るとか場所が空くといった目に見える改善が全体最適で行われるということですが、目に見えない改善も行われるのです。 それはモチベーションの向上です。 上の図は、KZ法をみんなで...
「木村先生、私には無理です!」 先日ある成長企業の幹部の方から、組織運営についての悩みごと相談を受けました。随分思い詰めていらっしゃるご様子で、開口一番出てきたのが、先ほどの言葉でした。 よくよく話しを聞いていくと、 部下の報告を聞いているとイライラしてくる 知人、友人か...
「アメブロ、Facebook、ツイッター、ライン、インスタグラム。どれを使うと100万まで最短でいけますか?」 体験セッションで、このようなご質問をいただきました。直球の質問だったので、気持ちよくて思わず笑ってしまいました。 今の時代は恵まれていて、SNSを使うことで無料...
「どこの誰が、御社と、喜んで取引をしてくれるのですか?」 文面通りキツイ言葉です。自動車関連サービス、M社長に投げた言葉です。 M社長は素直に返されます。 「すみません、矢田先生が何を言わんとしているのかが、理解できません」 誰が喜ぶか、誰を喜ばせたいか、これを満たすこと...
「今月暇ですね。だから、不安になってしまって、、、。社長は大丈夫だと笑っているんですけれど、来店人数が少ないと不安になってしまいます。 数字ですか?いつもは月末集計ですが、週の集計ですね、やってみます。」 会社の今の業績がいいのかワルイのか、判断できる3つの数字をご存じで...
年の初めの区切り、GWがやってきました。正月からGWを前半、それからお盆までが中盤、そして年末までが後半と考えると、今年ももう、1/3過ぎてしまったことになります。取り組むことが多いと、本当に毎日過ぎるのが早いです。あなたの前半の出来はいかがでしたか?商売繁盛していました...