組織作りの落とし穴
先日、とある事業主の方からのご相談を受けた際に、組織図を提出してもらうことがありました。典型的な中小企業なのですが、営業と書かれたハコの中には所属するスタッフの名前がいくつか無造作に記されていました。相互の関係を示す線は示されず、誰がリーダーなのかもはっきりしません。 こ...
先日、とある事業主の方からのご相談を受けた際に、組織図を提出してもらうことがありました。典型的な中小企業なのですが、営業と書かれたハコの中には所属するスタッフの名前がいくつか無造作に記されていました。相互の関係を示す線は示されず、誰がリーダーなのかもはっきりしません。 こ...
「未達のくせに、よく平気で帰れるね」 ある企業で日常的に繰り返されていた言葉です。 企業風土は「いかに自分の時間を捧げられるか?」 本部社員含め、店長や店舗社員は「働きすぎ」の状態。 「結果が出るまでやれ」が当り前となっていて、コンプライアンス軽視という爆...
「アフターメンテナンス」の極意(その1)からつづく 「アフターメンテナンス」の極意とは いよいよ、擁壁の上の集成材を取り替える必要性が高まってしまった訳ですが、カーポートの屋根がかかっている部分はどうやって復旧すればいいのだろう?解体するのはなんとかなるとし...
企業経営者ならだれでも、大儲けして会社を大きくしたいと思っているでしょう。特に創業者ならまず間違いなくこのように思っています。それでなければ、わざわざ起業なんてしませんね。お金持ちになりたい、ビッグになりたい、有名企業家になりたい。こんな思いで起業しているに違いありません...
「見えない借金とは、よく言ったものだね。」とU社長。借金ではなく税金なのですが、借りたお金は期限までに返すのが道理です。ただ、社長の心配はお金の問題ではなく、盤石に見えた会社でも一気に廃業にまで追い込まれるという点にありました。 1.リスク対応 盤石にみえた...
「コロナ禍で売上が落ち込んでおり、営業を強化したい。」 「営業力を強化したいが、大手企業と同じように営業人員の増加は難しい。」 「売上が頭打ちで、既存取引先・新規取引先ともに営業力を強化しなければならない。」中小企業、大手企業を問わず、経営者であれば、売上をあげるため...
ある90億円企業のある支店長についてT社長からご相談を受けたのは、海外ではコロナ収束を宣言がちらほら始まった頃のことでした。以前弊社のプログラムを受けた社長からのご紹介で個別相談へのお申込を頂いたのです。 常に、営業会議で言われることが、「コロナ禍で顧客の動きが鈍っている...
この日は、オンラインでの相談です。 モニターの向こうに、疲れた顔をしたN社長がいます。 「先生、この分野で年商10億円は無理ですよ。」 この時のN社は、ネット通販で年商1.6億円。 特殊な商材を扱っており粗利率は高いものの、広告費・送料・手数料にその利益を喰われています。...
「南澤さん、電気自動車ってどうなんですか?」ーーーこれは、過去およそ20年間で何百回と受けた質問であり、様々な方から場所を問わず、お酒の席でもいまだによく受ける質問です。電気自動車のメーカーと言えば、多くの人はまず「テスラ」を思い浮かべるのではないでしょうか? テスラは...
「今でしょう!」と言うのは某予備校の先生だけで、企業のIT化の着手はなかなか判断できるものではありません。大勢の経営者と話をしましたが、その大半は、「社内がアナログで旧態依然としている。IT化?確かに必要だ。しかし・・・」という反応で、その「しかし」の後が続きません。結局...