「改革を先延ばしにする経営体質の末路とは」
「伊藤先生、業務改革をはじめるのを3カ月遅らせて欲しいのですが…」とあるスーパーマーケットチェーンの経営者からのご相談です。 ――――スタート時期を遅らせることで、状況は良くなるのでしょうか? 「どうも繁忙期に、プロジェクトをスタートさせるのには不安があるものでして…」 ...
「伊藤先生、業務改革をはじめるのを3カ月遅らせて欲しいのですが…」とあるスーパーマーケットチェーンの経営者からのご相談です。 ――――スタート時期を遅らせることで、状況は良くなるのでしょうか? 「どうも繁忙期に、プロジェクトをスタートさせるのには不安があるものでして…」 ...
「先行投資」という言葉があります。 「投資」ですから「経費」のように、あらかじめ「何々のためにこれだけかかる」といった基準がありません。 つまり、どれくらい投資するかは、こちら側の裁量で決まることになります。 未知のものに投資したのはいいが、1円にもならずに終わってしまっ...
売上優先の会社は、自社の商品を売り込むことに囚われ、お客様の真のニーズに鈍感になっています。ですから、顧客満足とは、お客様の要望することすべてに応えることだと勘違いしてしまうのです。このような会社は、自社のサービスの基準も無く、スタッフのスキルに依存し「ムリ」「ムダ」「ム...
「後藤さん、今度このような新しい製品を開発して、いろんな国に特許も出してるんだけど、社内で「本当にこれ売れるの?」という声もあるんだ。私はあきらめずに、特許取得と販売を続けようと思ってる」 これは、先日私が講演をさせていただいたワークショップに参加された経営者が、名刺交換...
飲食、サービス、小売業を問わず、店舗における効果的な販促として「限定施策」があります。「限定施策」とは、そのままズバリ書いて字のごとく、限定にすることで希少性を高める方策です。 例えば、数量限定、店舗限定、期間限定、顧客限定などですね。これは皆さんも提供する側、される側...
直近の6年間で売上高を3.5倍、営業利益ベースで15.6倍と会社を大きく成長させた若手経営者のYさん。最後に「経営者個人のレベルが会社の成長に追いついていない」のが一番の課題であるとおっしゃっていました。 私から見ると、けっしてそんなことはないと思うのですが、先頭に立って...
私は仕事柄、様々な企業にお邪魔し経営者と色んな話しをすることが多いのですが、先日もある経営者と人財の育成に関する話しをしていました。 当然、経営者とすれば如何に従業員を育て、人財という資産価値を最大化するのが企業において収益を最大化する上でも重要な戦略となります。 それに...
御社が選ばれるための2つの武器、その一つは自社の商品・サービスに他社にはない独自性を持たせることだと前回お伝えしました。 その独自の商品・サービスを持つことで、単に〇〇業の会社とか、〇〇屋さんというように業種・業態カテゴリーで認識されるのではなく、(他社ではやってくれない...
かなり昔の記事で藤冨さんは、「プロダクトアウト思考」で事業を推進する方がう良い!と、断言されていましたが、藤冨さんのコラムをずっと読んでいると、は常に顧客目線を大事にして! と言っていますよね? どう解釈すれば良いのでしょうか?」 なるほど、誤解を受けやすいテーマかも知...
10月11月はクライアント企業のイベント出展が続いておりました。イベント出展の大きなメリットは、直接お客様と顔を合わせるチャンスがあることです。お話に耳を傾けたり、ご様子を伺ったりする中でリアルな反応を手にすることができます。そうした一つ一つの接点がテストマーケティングと...