脱炭素を価値化する

もしも御社が脱炭素に貢献しているという自負があり、なおかつ大企業に取引先があるという場合、その貢献をおカネに変える取り組みは案外簡単に進むかもしれません。 ちょっと前の話になりますが、昨年11月に日本政府は2026年から始める排出量取引の大枠を公表しました。それによると、...
もしも御社が脱炭素に貢献しているという自負があり、なおかつ大企業に取引先があるという場合、その貢献をおカネに変える取り組みは案外簡単に進むかもしれません。 ちょっと前の話になりますが、昨年11月に日本政府は2026年から始める排出量取引の大枠を公表しました。それによると、...
社員K「そんなに言うんなら自分でやってみろ!」 今日は、そんな言葉を投げつけられたM係長が、自分の対応にどんな問題があったのか、と自分のところに相談に来た、というやり取りを教えてくれた社長とのはなしです。 みなさんはこのやり取りを聞いてどう思われるでしょうか? 「そんなに...
「シライ先生、弊社でも業務の流れややり方を標準化していき、全体の付加価値の底上げをしていきたいと思います」製造販売業を営むA社長とのご発言です。A社長は続けます。 「実は、以前も同じようなことを試みたことがあります。しかしその時は結局仕組みが定着せず、また今のような状態に...
茹でガエルの様に目の前にある危機に気が付かず、気がついたときには挽回に相当な労力を要する、または手遅れになってしまっているという事態は誰しも避けたいものです。 その様な状況に陥ってしまう思考の一つに”事なかれ”というものがあります。 いわゆる”事なかれ主義”は、平穏無...
「先生、また風邪ひいちゃいました。一週間寝込んでました」 こう話すのは当社のクライアントC社長です。これまで何年も風邪をひいたことがないのに、昨年から今年にかけて2回も風邪をひいてしまったとのこと。どうやら今シーズンは、インフルエンザ薬が不足するほどインフル...
「あのテレビ局の話題、まだまだ続きそうですね。」と、ある経営者との雑談の中で出てきた一言です。テレビ業界は「放送法」に基づき、総務省の許認可が必要なビジネスです。限られた電波を使用するために国が規制する仕組みですが、結果的に競争が制限され既存プレイヤーが守られる構造となっ...
「最近、銀行からの融資が厳しくなっていて困っています。事業拡大のために新規融資を申し込んだのですが、経営計画書を提出してもなかなか良い返事がもらえません。どこを改善すればいいのでしょうか?」 ―これは、先日当社の個別相談会に参加された運送業の経営者からのご相談です。確かに...
ある日、広報支援業を営むS社長からメールが届きました。 「先生、コンサルティングとは関係ないのですが、相談したいことがあります。それは、社内アンケートについてです。従業員の満足度を高めるほどに逆に売上が下がっていきます。このままこれを続けてよいものか迷っています。」...
循環経済は脱炭素に貢献する その理由は、循環経済の原則に基づくと、製品の寿命を延ばし、資源の再利用を促進することで、製造過程でのエネルギー消費と二酸化炭素排出量を大幅に削減できるからです。再生可能資源の使用やリサイクルの強化は、廃棄物を減少させ、環境への負担を軽減し、持続...
「シライ先生、営業指導の甲斐あって多少売れるようになってきました。けれど、どう考えても営業1人当たり5000万円の粗利目標には届かない状態です。」 高額な専門品を扱う小売業A社長は、そうご発言なさりながら、営業会議の資料をお持ちされました。そこには、向こう1年程度の注残、...