人口縮小エリアにある企業の生き残り策:設備工事業I社は都市への進出を決めた
山間にあるA市に、設備工事業I社はありました。 その時の年商は12億円、売上は年々落ちる傾向にあります。 I社長は、この先の方針を決めかねていました。 この地域の過疎化の勢いにはすごいものがあり、民間の設備投資も公共の予算も、今後も減少が続くことが予測されます。 この状況...
山間にあるA市に、設備工事業I社はありました。 その時の年商は12億円、売上は年々落ちる傾向にあります。 I社長は、この先の方針を決めかねていました。 この地域の過疎化の勢いにはすごいものがあり、民間の設備投資も公共の予算も、今後も減少が続くことが予測されます。 この状況...
パブリシティとは、新聞やテレビなどの話題としてビジネスが取り上げられることを言います。会社が取り組む日々の仕事や地域との関りが紹介されるというパターンもあれば、産学連携による技術開発が取り上げられたりすることもあります。ビジネス界の注目度が高いワールドビジネスサテライトな...
このタイトルの話は非常に重たい話なので、1回のコラムでは書ききれません。折に触れて少しずつ紹介することにしますが、「新サービス」とは社内システムやお客さま向けのシステム全てを総称します。何もシステムが無い時には「これをやろう」と決心さえすれば、後はお金と時間の問題で新しい...
「頼むから君は口を閉じててくれないか」 まるで洋画のワンシーンのようなセリフで、さすがに現実にはそんなセリフを言う人なんていないんじゃないの?と思っていましたが、先週とある場で「言いたいな~」とつい感じてしまいました。明らかにその人にとっては荷が重い場だったのに、発する言...
先日、ある地域で小売業を営む経営者の方から相談を受けました。コロナ禍で現業がかなり厳しくなり、それをカバーする新規事業を検討中で、事業資金に補助金が使えないかとのご相談です。内容的に補助金の利用はまったく問題なく、むしろ積極的に活用した方がいいくらいの案件でした。 さて、...
ここ2~3年、東京ビッグサイトのような展示会場はもちろん、小規模展示会場でも展示会を中止していましたが、最近は合同展示会が開催されるようになりました。ようやくといった感じですが、以前に比べて来場者の出足はいまいちなように思えます。 合同展示会に出展する企業はそれなりに目的...
今回も「patagonia社(以下、パタゴニア社)」の事業承継についてです。 「信託」とは、オーナー社長の思いを実現する仕組みと書きました。 パタゴニア社の事業承継では、創業者であるイヴォン・シュイナード氏の思いを実現する仕組みとして「信託」が使われています。 同社の会社...
とある展示会に参加した際、小規模メーカーの威勢のいい営業担当者の方から、 「ウチの商品を是非見ていってください!」と声をかけられ、ブースで説明をしていただきました。確かに、優れた商品であることはわかるのですが、他社でも同程度の商品はありそうです。実際に契約して商品を導入す...
最近、新期事業の相談が増えています。 先週は、なんと4件ありました。この4件とも、当社のクライアントであり、「新規事業に取り掛かるための条件」を満たしています。 N社もその1社です。 「先生、今の事業では年商10億円には行けません。新規事業を考えていいですか?」 N社は、...
最近、巷でよく「パーパス経営」というコトバを耳にしませんか?会社の存在意義や経営の目的などを端的に表すことによって経営の方向性を明示しようとする考え方のことです。考えてみれば当たり前のそんなコトバが流行るほど、企業はその方向性や考え方を明らかにすることなく社会と付き合って...