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40年続くご縁を作る

SPECIAL

成長支援部づくりコンサルタント

ヒーズ株式会社

代表取締役 

会社の大元となる「総務」を革新すれば、すべての事業部に影響を与え、顧客志向になり、驚くほど業績が伸びる。経営者が着手すべき、「成長支援部づくり」を指導。

超長期的な視野に立つ

銀行時代にたいへんお世話になった恩師の方。一緒に仕事をさせていただいた期間はわりと短かったのですが、その後も機会あるごとに励ましていただき、今でも年賀状のやりとりを続けています。

現在、ある会社の顧問をやっておられるのですが、ある時、そのきっかけを聞いてびっくり。その方が今から40年前、神田支店におられた際に新規取引先として開拓された会社だったのです。

今は社員数も240名を超え、東京の一等地に立派なオフィスを構える会社ですが、
当時はまだ社員が2、3名の時代。会社が支店近くの小さな事務所に引っ越して来られた際に取引が始まり、クライアント先をいくつも紹介したことで社長がたいへん恩義に感じていた模様です。その後も部署が変わっても社長さんとの交流が続き、ちょうど4年前から正式に顧問に就任されました。

私はまもなく社会人になって丸30年になりますが、残念ながら、最初にお取引のあった先とは今ではまったく交流がありません。しかし、大先輩は私が社会人になる10年前からのお付き合いを今も大切にされていたのです。

今は時代の風潮としてすぐに結果を求める傾向があります。もちろん、ビジネスは結果がすべてなので、ダメなものは早めに見切りをつけることも大切です。

一方で、今やっている仕事の中では10年後、20年後にようやく花が咲くことがあるのも事実。

短期的な成果を追いつつも、超長期的な視野に立って今の仕事に一所懸命取り組むことの大切さを恩師の方から教えてもらいました。

今取組んでいる仕事がクライアントさんが10年、20年と続く成長のきっかけとなるか。この観点は常に忘れずに今後も創意工夫を重ねていきたいと思います。

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