「チェーン経営で見えないチャンスを活かす」
価値を与えたい側、と受け取りたい側をつなぐ架け橋となるのがマッチングビジネスです。
いわゆる仲介業ですが、インターネットの普及に伴い、ここ数十年でそのマッチングビジネス売上は広がりつつあります。
かつては、地方の銘産品を首都圏の店舗で売りたくても出来なかったし、首都圏の大型店のバイヤーとしても地方の隠れた銘産品を探すには手間とお金がかかった。
それをネット上で簡単に結び付けてやってくれるのがマッチングビジネス企業であります。
その仕組みは小売りだけに留まらず、飲食業界でも、良質な生鮮品をインターネットで注文してオーナーシェフがこだわりの一品料理を出すお店もたくさん出現してきています。
この急成長の共通点には「毎日やる作業に手間がかからない」ことに特化しているということです。
例えば、地方産地へ注文をすると、売る側にしても買う側にしても伝票の数が半端な数じゃなくて、店舗数が増えるほどこの伝票処理だけでも大量の入力作業が発生する。
これがPC画面上でクリック処理できてしまうが最大の利点なのです。
そういった電子取引の仕組みを備えているからこそ、業種を問わずに商品を提供することが出来るのです。
そもそも、チェーンストアも高度成長期のマッチングビジネスの代表格であったのですが、これは大量にモノが売れる前提で、大量の人手を支える仕組みでありました。
多様化・少量化への対応が求められる今、多くの手数をかけてやっているようでは利益は残りません。
人が多いということは、余計な手続きが多いということですから迅速な対応ができないコトをも意味します。
お客様が売場で商品を探していて、売場を探し回ったあげく見つからないから、店員に聞くと、倉庫に行って探し、端末で調べると今は無いことがわかって、入荷まで何日もかかる。
こんなことが、4~5回繰り返されたら、ネット通販で購入したほうがよっぽどムダが無いからみんなそちらで購入する。
ネット通販の売上が伸びてる理由は、店舗がこうした要望に対応しようとしない状況に一因があります。
けして、ネット通販の、アマゾンや楽天の品揃えに対抗するといってるわけではありません。
その前に、店舗のムダな作業をなくし、顧客に面倒をかけない方法で、売上力を変えていくということです。
新たな何かを作りだすのではなく、既にあるモノとモノの間、人と人の間、部署と部署の間にある 他の人には見えていないチャンスを発見し、それをマッチさせていくことが小売業としてのマッチングビジネス力を復活させるものとなります。
人口が増えない商圏の中小チェーンであっても、利益をうみだす仕組みがあれば店舗を増やすことができ、勝ち続ける道が開けると断言します。
市場と社内のアンマッチ解消が出来る「仕組み」こそが、この時代の成長戦略であるといえるでしょう。
多くの中小チェーン店の方々お会いする中、社長自らが弊社セミナーにご出席される会社は この手法で成功を手にされておられます。
さあ、この機会に、個店力最大化を、御社の中で役立ててみてください。
「人口は減少するし、チラシも当たらない、うちはこれ以上伸びるチャンスはあるのだろうか・・・」
少し前に、ご相談にお見えになったスーパーマーケットの経営者からのご相談です
確かにチェーンストアは低成長期でありますが、こんな時代でも急成長企業は必ずあります。
その中でも、今、もっとも高い成長率を出しているのがマッチングビジネスであります。
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