【1/3】社長のための利益とお金と成長を手に入れる考え方
~存続・成長するために必要なこと~
突然ですが、あなたの会社は、利益やお金を増やす経営、成長する経営ができていますか。
これらを実現している会社には共通点があります。それは、次の3つです。
- 正しい経営をする
- 税金を納める
- 経営戦略を持つ
これら3つについて、今月から毎月一つずつご紹介しようと思います。
今回は、『正しい経営をする』ということについてお話したいと思います。
『正しい経営』というと、今ひとつよく分からないと思います。
では、「正しい生き方」というとどうでしょう?何となく、わかるとおもいます。
「人様に迷惑をかけない」「困っている人がいれば助ける」「人の役に立つ」
これを経営に置き換えてみると。
「顧客や社員に迷惑をかけない」「顧客や社員が困っていれば支援する」「顧客や社員の役に立つ」
当たり前のことです。ところが、分かっていてもこれを実行できている会社はそれほど多くありません。
会社を経営していると、どうしても自分の会社の立場から物事を見てしまいます。
「マーケット・イン」と「プロダクト・アウト」という言葉があります。
「マーケット・イン」は、商品やサービスを購入する顧客の側に立って物事を考えることを言います。
「プロダクト・アウト」は、商品やサービスを販売している側から物事を見ることを言います。
商品を販売したいと考えたとき、どのようにして売るか、どうすればもっと売れるかと考えるのが普通です。これが「プロダクト・アウト」です。「マーケット・イン」は、どうすれば買ってくれるかと考えます。
この違いを理解し、行動に移している会社は顧客から支持されるのです。
このことを戦略的にかっこ良くいうと「環境に適応する」と言います。
会社経営は、会社を取り巻くさまざまな経営環境に影響を受けながら舵を取らなければなりません。
経営環境には、国家経済の情勢、為替や株価の変動、業界や政治の変化、さらには天災地変など、マクロ的な環境から、身近な近くに同業のお店ができたなどミクロ的な環境までさまざまです。
自分の会社が置かれている環境がどのように変化しているのかを客観的に見て、その環境の目線から(顧客、同業者の目線のことです)、今後の方針や施策を考える。
『正しい経営』とは、「企業は環境に適応することが仕事であると受け入れ、自社にできることに集中をする。このときのポイントは、顧客の目線で考える」ことです。
【2/3】<次回>社長のための利益とお金と成長を手に入れる考え方~税金を納める~
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