市場を創る仕事
コンサルタントという仕事をしていると、時折それまで見たことも聞いたこともない仕事についての相談を受けることがあります。最近も、「通信屋が本気で資源を扱うとどうなるか」というご相談を、かなり真面目に頂いたことがありました。
この問合せは、いわゆる経営企画畑の方からだったのですが、一般的な企業の場合、そういう発想はむしろ経営者から出て来る質問だと言えます。経営者はそれだけ先々を見てものを考えなくてはいけない、ということの現れだと思うのですが、残念ながら経営者といえどもそこまで想像力が及んでいるという例は決して多くなく、ゆえに「時折」しかそのような相談には当たらない、ということにつながっているように思います。
多くの経営者にとって、先を見ることと「市場を読む」ことはほぼ同値なのではないかと思われます。その一歩先を行く場合があったとしても、せいぜいそれは「変化を読む」程度のものであって、それですらかなり大変な作業だと言われているのが現実だと思います。様々な勉強会に顔を出し、専門家や学識経験者の話を聞き、コンサルタントや先達の意見を併せ聞いて、ようやく「変化を読む」段階の思考に辿り着く、というのが現実ではないでしょうか。
そのような状況にあって、「いま、ない市場を創る」というのは、たぶんですがゼロの桁が違う取り組みです。今までやっている仕事とはおそらく不連続の、何か特別な問題意識があって、その視点から見た様々な情報をどのように仕分け、どのように裏付けを取って推論をどう組み立てるのか。そもそもそれが何を志向したものなのか。
周囲の人たちからは想像すらつかない思考過程なのだろうと思います。頼りたくとも、周囲に十分な知見を持った人などほとんど見当たらないことでしょう。
でも当社は違います。様々な知見と人脈を駆使して、想像を絶する問いかけにも果敢に対応するだけの準備を日々怠りません。これまでと不連続な市場を創造する、そんなお問いかけがありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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