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コツコツ努力なんて当たり前…売り上げを伸ばすための要素とは

SPECIAL

ショールーム営業コンサルタント

株式会社バファローコンサルティング

代表取締役 

異色のショールーム革新経営コンサルタント。体感型ショールームの構築と独自のイベント活用型営業力強化法で、増員なしでも売上・利益2倍3倍化を実現させてしまう専門家。これまで営業現場30年以上の実務経験と100以上のショールームイベント指導で、売上伸長率150%という成功実例を次々と演出。

 

世の中、コツコツ努力すれば成功するかと言えば、残念ながら、そう簡単にはいきません。もちろん、コツコツ努力が要らないと言っているわけではなく、それだけで成功するのは虫がいいですよ、と言っているのです。

例えば、ショールームイベントに集客するために新聞折り込みチラシを定期的に織り込むとか、東京ビッグサイトで開催されるような大規模合同展示会に必ず出展するとか、OB顧客に節目のタイミングでDMを送るとか、フェイスブックなどのSNS広告を頻繁に出稿するとか、そんなことです。皆さんもやっているでしょう。

このような方法は、自社製品・サービスをPRしたり販促したりするには必要なことですし、コツコツ努力するという意味では正しいと言えます。当社はこのような方法を否定するものではありません。当社もやっています。

しかし…、それだけで売り上げが上がるなら、世の中の経営者の多くは成功するはずです。倒産する会社はほとんどないでしょう。

ところが、現実的には年に何千社も倒産しています。中には放漫経営で倒産してしまったという会社もあるでしょうが、多くはそれなりに努力しているはずです。

それではコツコツ努力しても倒産してしまうのはなぜでしょう? 運が悪かった、努力の度合いが足らなかった、努力のしかたが間違っていた。どれもあるかもしれません。特に最後の「努力のしかたが間違っていた」というのは、自分ではなかなか気が付かないことです。

「自分では努力しているつもりなんですが、なかなか思うような結果が出ないので悩んでいます」

こう話すのは、当社のセミナーにお越しになった、ある部品メーカーの社長です。典型的な下請けメーカーで、OEM受託製造も行っています。

下請けやOEMがいけないわけではありませんが、受注先企業の意向に逆らえないことや、生かさず殺さず状態が長く続いていることもあって、社長は独立中小企業を目指して自社製品を自社で販売していこうと決断しました。

そしてショールームを作ったり、展示会に積極的に出展したりと努力してきました。ところが、なかなか結果が出ずに悩んでいます。本業の下請けやOEM受託製造は、これまで通り順調なため、今すぐどうのこうのということではありませんが、社長は次の一手を打っておきたいのです。そのための小さな結果が欲しいのです

間違った努力をしたために結果が出なかったというのは、よくあることです。間違ったショールームイベント、間違った展示会出展、間違ったチラシ。

何を間違えているかと言えば、例えば本物の見込み客ではなく、違う人を集客してしまうことです。少し具体的に言えば、飲食サービスや景品で集客することです。

飲食サービスや景品を前面に出してイベントや展示会をPRすれば、どんな会社でもある程度は集客できます。しかし、それで売り上げが上がることはありません。

なにしろ飲食サービスや景品を楽しみに来ている人ですので、そのような人があなたの会社の製品やサービスを買うことはありません。そこを理解しないで、慣習的にショールームイベントや展示会を開催しても無駄だということです。

もう一つ。もっと重要なことがあります。それは、あなたがチャレンジしないことです。チャレンジしなければ、いくらコツコツ努力をしても、大きく売り上げを伸ばすことはできません。普段から「コツコツ努力」なんてことは当たり前です。みんなやっています。

そこから抜け出すためには「チャレンジ」です。普段からコツコツ努力をし、チャンスが来たら大きなチャレンジをする。普段から努力をしていれば、目の前にチャンスが来ていることが分かります。そのときに思い切ってチャレンジするのです。

人生に大きなチャンスは何度も来ません。周期的にチャンスが巡ってくるなどということはありません。大きなビジネスチャンスは生涯に2度か3度くらいでしょう。そのチャンスを逃しては成功しません。

確かにコツコツ努力は大切です。正しい努力はもっと大切です。加えて、その努力を大きく花開かせるには「チャレンジ」が必要です。そのためのチャンスを逃してはいけません。チャンスは何度も来ないからです。

正しいショールームイベントのやり方、正しい展示会の出展のしかた、見込み客開拓から契約までの導線の作り方は、当社がご指導できます。しかしそのチャンスをつかみ、チャレンジするのはあなたです。そのタイミングはあなた自身が見極めるのです。

受け身のビジネスから脱却したいと願う社長は、正しくショールームや展示会を活用することが必要です。そして、そのためのチャレンジをしてください。

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