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ネットワークを構築するカギ

SPECIAL

オルタナティブ経営コンサルタント

合同会社オフィス西田

チーフコンサルタント 

カーボンニュートラル、SDGs、サステナビリティ、サーキュラーエコノミー、社会的インパクト評価などへの対応を通じた現状打破と成長のための対案の構築と実践(オルタナティブ経営)を指導する。主な実績は、増客、技術開発、人財獲得、海外展開に関する戦略の構築と実現など。

 新しいビジネスチャンスに巡り合うと、多くの場合において自社のリソースだけでは対応しきれず、どうしても社外の存在に協力を仰ぎたくなる場面が出て来ます。ところが相手方の社名は知っていても、コンタクトするための有効なチャンネルがないというケースも頻繁に発生します。

 

 正面切ってコンタクトしてもなかなか会ってくれない、あるいは申し込みを受理してくれたのに回答が来ない、待たされるといったこともしばしば発生するのではないでしょうか。考えてみれば分かることですが、先方も企業なので、持ち込まれた話については慎重に見極めようとする分だけどうしても対応が鈍くなりがちであるという要素はあると思います。

 

 特に営業担当からすると、顧客対応を済ませてナンボ、その上にやれ働き方改革だの部下とのコミュニケーションだのと忙しいこともあり、外から持ち込まれた新しいネットワークの話などはどうしても優先順位が下に置かれてしまいがちです。

 

 ではどうすれば効果的かつ迅速にネットワークを構築できるのでしょうか。仮にそのネットワークが一連のビジネスフローを形成するタイプのものであったとするならば、陸上競技のバトンリレーに例えて考えると分かりやすいと思います。バトンパスの少し前から次のランナーが走り始め、スピードがシンクロしたところでバトンを手渡す方法を取るわけですが、そのために選手たちは事前に目的を共有し(レースに勝つ)、入念な事前調整(練習)を行い、その上で本番に臨んでいるわけです。

 

 これをやらずに、いきなり全力で走ってきて止まっている人にバトンを渡そうとしてもおそらくは上手く行かないのと同じで、まずは先方にもこちらの意図(レースに勝つ)を理解してもらい、そしてできれば同じ速度で走っている状況を創り出して、そこでバトンを渡したいわけです。

 

 そのような役割を果たしてくれるのが、目的別の研究会やフォーラム、イベントだったりします。研究会は常設型で月次の定例会などを行っているものが一般的ですが、イベントやフォーラムはメディアやシンクタンクなどが主宰して、年に1回~2回程度の開催となる場合が多いようです。可能であればそこにスポンサーとして参加し、意中のパートナー候補にも発表者として登壇してもらえるよう仕組んでもらうのです。そこで意気投合できれば後はしめたもの。先方の社内をその発表者にまとめてもらえるので、ネットワーク作りはあっという間に進みます。

 

 特に資源循環ビジネスに関係する会社様であれば、当社にご相談いただくのが早道だと思います。メディアやシンクタンク、研究会の活用法はどうぞお任せ下さい。初期的なご相談は無料でお受けしています。お問合せはnishida@officenishida.bizまでお気軽にどうぞ。

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