「10年後のありたい姿」とデザイン思考
ご支援先の某氏言
「10年後のありたい姿を考える事がどうして、デザイン思考に繋がるのですか?」
大森言
「繋がりますよ…」
某氏言
「…」
大森著書「デザイン思考とデザイン経営」の中でデザイン思考の定義をこのようにまとめています。
デザイン思考は、課題の発見から企画・デザインまでデザイナー的な思考プロセスを取り入れて、商品やサービスを検討する「人」中心のアプローチです。
10年後、どんな会社になっていたいですか?
これは、企業ではなく「人」へのアプローチです。
経営者が、どんなイメージを頭の中で描いているか?
もし、描けていないなら大森と一緒に描くようにします。
一緒に描く中から、やりたいことが少しずつ醸成されそれに向けての課題が生まれてきます。
その課題が実現できるか否か?今は考えません。
「こうなりたい!」というイメージを語り合い一緒に、感激や感動で共感できるレベルを目指します。
このレベルが極限に達したと感じたら最初の1歩になるアイデアを考える。
1人で10個以上をめざし、脳みそがちぎれるまで考える。
その中で、できる事から手をつけ実現の可能性を高めていく。
実現のための具体的な課題はデザイン経営としての打ち手にかかってきます。
10年後のありたい姿はビジョンを具現化したものかもしれません。
ビジョンとは将来の構想・展望
将来を見通す力、洞察力
コンサルティング会社Korn Ferryが日本企業とフォーチュン500社のイノベーティブ企業を比較した興味深い数字があります。
日本の企業はビジョン(36%)を語らず指示命令(51%)が中心
イノベーティブ企業は指示命令(42%)よりもビジョン(63%)重視
貴方は、デザイン思考で10年後の「ありたい姿」ができていますか?
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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