DX時代 研修体系 その前に
創業して10年、猪突猛進で進むSIerさん
次の10年にむけ、自由な中にも会社としての組織基盤作りのご支援です。
MissionとVision
抽象的な内容からスタートし具体的な社員の育成までやっと到達。
ここでは、研修内容や研修スタイル(集合、E- Learning)が議論されていました。
ただ、少し気になったのは研修が目的になりつつあることです。
システム会社が、デジタル化支援として開発の基礎知識やスキルを身につけること、最新の技術や手法を習得すること、これらが重要であるのは当然です。
ただ、それだけではなく、DXの推進を支援する立場としてその上位概念が大切になってきます。
それは、支援先の組織の全体像
システム開発の目的と目標
変革をめざすポイントなどを理解する。
これらの意識がないと、開発や技術の習得を通じたデジタル化が目的になってしまいます。
今さらですが、DXのXはTransformation(変革)です。
顧客がどのように変革しようとしているのか?
どこに向かおうとしているのか?
我々は、そこをしっかりと抑えた上で技術やスキルを促さなければいけません。
2023年DX白書のサブ・タイトルはこんな言葉でまとまっていました。
「進み始めたデジタル 進まないトランスフォーメーション」
貴社の研修体系は、顧客のトランスフォーメーションを意識した内容になっていますか?
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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