DX時代 経営者が見直すべき KPIとKGI
お盆の真っただ中、8月15日
台風7号が関西を横断する中でZoom研修
テーマはDX推進におけるKPIとKGIの考え方
「役員は財務指標を明示しないと納得しませんよ」
「確かに、ただ…」
経営指標として広く活用されているKPIとKGI
KPI(Key Performance Indicators
組織の数値目標を達成するための指標
KGI(Key Goal Indicator)
組織の戦略目標を達成するための指標
KPIは、売上目標、利益目標といった財務指標が使われます。
KGIは、シェア率・ブランド認知度といった市場での浸透度に使われます。
この2つの指標で、中期・短期の事業目標達成を目指します。
しかし、VUCAの時代でDXが進展していくプロセスを、従前のKPI/KGIだけでマネジメントするのは無理があります。
その理由は、「市場変化の速さ」です。
精緻な計画を立案しているうちに市場環境が変わる。
製品・サービスが完成したころには既に価値がない…。
有意性が薄れてきています。
特に企画段階での財務指標は無理、DXのアプローチ段階で収益を意識した計画を期待するのは現実的ではありません。
しかし、経営者はこの段階で事業の成功確率の精度向上やリスクへの対応を求めてきます。
この発想を変えない限り、DXの成功はおぼつかないです
ここは、DX推進指標を検討しなければいけません。
KPI
ユーザーのデジタルチャネルの利用度
顧客体験の向上度
KGI
社内のデジタル技術活用度
リスキリングによる社内の浸透・育成度
もし、DXを本気で推進させるなら従来のKPI/KGIに加えてDX推進のための指標を加えて考えなければ何も変わりません。
貴社には、DX推進に向けたKPI/KGIがありますか?
貴殿には、従来のKPI/KGIを見直す意識をもっていますか?
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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