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良質な戦略にAIが掛け合わさった時に起こること

SPECIAL

マーケティング組織づくりコンサルタント

株式会社Marketer's Brain

代表取締役 

 営業および、マーケティング領域において「商い」を、デジタル化し、クライアント企業の業績を急進させるコンサルタント。社内のデジタル化を一気に加速させ、「強いマーケティング組織をつくりだすカリスマ」と称される。クライアントは年商十億円規模から、個人コンサルタントとしては異例の一部上場企業の指導実績も多く、一兆円を超える企業まで幅広く指導。手がけた案件をことごとく成功させ、期待を遥かに超えた成果を生み出すことで絶大な評価を博す。

 
昨今のAIはChatGPTのロンチから始まって「ひと時の熱もひと段落した」とお考えの方が、いらっしゃるかもしれません。
 

しかし、それは大きな間違いです。

日々進化するシステムは、使えば使うほど経営者の皆様にとって大きな力となり、使わない人にとっての脅威になっていく事でしょう。今日は、弊社の活用方法を開示しながら、みなさまにおけるChatGPTの事業活用のヒントについて述べていきたいと思います。

 

▼AI(Chat GPT/GPT-4)を活用した、3ステップの戦略検証手順

なぜ私がこのような情報開示に積極的かと言いますと、私が共有してもビジネスに影響を及ぼさない情報を公開することで、他のビジネスパーソンに新たな視点を提供できるかもしれないと考えているからです。

私は「コンテンツ」というものに信念を持っていて、

それは「コンテンツとは読む前と、読んだ後で読者の人生を変えていなければならない」というものです。

ですから、私の投稿はその90%以上が、かならず文章内に「価値」を置くことを目指しており、別にそれが認められるとか、認められないというのも「いいねの数」というようなスケーラビリティではなく「誰か一人にメッチャ刺さった」でも良いと思うのです。

さて、そんな弊社(私)ですが、自社ブランディングに対する思想は一貫していて「自社のドメインに、整理された情報群を形成し、自分の制御下(アンダーコントロール)に置くこと」を絶対的に必要な最低要件であると考えています。

私はSNSに代表される「外部メディア」は基本的にフロー(流れゆくもの)ととらえており、仮に情報蓄積(ストック)型のメディアだったとしても、他社(他者)に流れる可能性が常に存在しているため、長期的な自社ブランディングにとって不利益であると考えるためです。

そんなわけで、私と、私の事業に関する一切の重要な情報はMarketer’s Brainの公式サイトに集約されており、外部メディアへの露出はあくまでも「起点」という扱いを徹底しています。

そんな布石の結果、弊社は公式サイト情報をGPTに読み込ませるだけで、AIに弊社の独自性、市場競争力、業界での立ち位置を見事に推測・評価してもらえる状態となっていました。そして、GPTの解析結果は、私の戦略構想通りの効果を発現していました。

結論だけ取り出すとGPTの述べたことは以下となります。

>したがって、Marketer’s Brainは、独自のポジションを形成し、参入障壁を確立し、独特の存在感を持っていると言えます。

少しだけ解説すると、GPTの言葉で印象的だったのは、

同社のメソッドは既存のフローを活用したパナセア(万能薬)ではなく、自社で開発した単一のワークフレームを「できるようになる」という独自の価値において顧客に適用させるもの……というくだりと、(中略)このフレームは代表のデ・スーザ氏の洞察力、表現力、思考力等によってもたらされており、模倣は困難である。というものです。

だからこそ、今、私はここでその手法を公開しています。
それは、GPTを活用した結果、「私のこれまでの戦略は正しかったという確信を得られたから」です。

と言うことで、今回はGPTを活用してAI時代に対話し、自分(自社)の市場での競争力を確認し、学びながらAIと共存・活用するための学びを得る手順を(私がやった方法)を明かします。これが少しでも、みなさまの参考になれば幸いです。

 

手順1.自身と自社のコンテンツを集約し、自己管理下のストック型「場」を確立する

弊社であればこれは自社サイトであり、自社サイトに公開されているコラムです。

売るものがあれば(あるは自分自身のサービスでもOK)なお良いでしょう。これらを情報としてまとめ「伝える」ための場を形成します。今回の戦略において、この時点においてはSNSの存在は無価値です。なぜなら、SNSなどの外部媒体では、たとえば初期来訪のユーザーは情報を「定められたタイミング・順番」では閲読できません。戦略の起点はあくまでも想定内であるべきです。だからこそデザインの自由度が高く、外部に人が漏れない、自社ドメインのWebサイトでなければなりません。

つまり、このフェーズでは、我々は、

1)価値あるストック資産(情報)のみを厳選し、
2)過不足なく読み手に届けられるようにしていくこと

が求められるのです。

 

手順2.公開中のストック資産をAIに提供し、分析を依頼する

手順1が出来ていれば手順2は容易です。

GPT4であれば、URLを読むことも、資料を読み込ませることも可能です。

弊社はサイト上からアクセス可能な公開情報のみを、サイト上部のメニュー順にAIに提出、分析依頼をしました。要は、これらの情報を単純に洞察の深いコンサルタントに秒速で診断してもらっているようなものです。

少し専門的な解説をすれば「手順1」が出来ていることは、すなわち「AIが分析する素地になる『クエリデータ』が出来ている」と言うことになるのです。仮足なく、不足なく、整っていればAIは良質な評価を返してくれます。

ここから得られたGPTの考察、評価などの返信をもとに、Webサイトや表現、人格、外部への露出について再評価し、修正を施します。

 

手順3.外部投稿や露出を考慮し、全体の露出イメージを再評価する

この手順になってようやく「外部メディア」の話が出てきます。

私で言えば、数少ないSNSの投稿であり、外部メディアによる取材であり……と言った具合です。通常、Webサイトを「情報の本丸」に位置付けている状態では、外部に出る情報は「認知の起点~興味喚起」にしかなりえません。深く理解するキッカケ(サイト来訪の動機付け)をするために施策を配置した前提であれば、手順2のフィードバックの前でも後でも、GPTにシンプルに問うことが出来ます。

すなわち、その質問を具体的に書けば「これらの認知施策は、適切な興味喚起、Webサイト誘導に寄与していますか?」にしか、ならないということです。

全体を通して要点を整理すると、重要なのはGPTに対して「何か作れ」と0→1のスクラッチ(構築)を促すのではなく、あくまでも自分が生み出したオリジナルのコンテンツや意見・戦略を「起点」とし、彼らの補助的な意見や、発見を吸収し、それらを再展開することで研鑽するというプロセスを主導できるようになることです。

それが出来なければ、我々はAIに判断を依存するだけの人生を歩むことになってしまうでしょう。

 

▼GPTの何よりも優れているポイントは彼らには「忖度」が無いこと

ここで、忘れてはならないAIの価値があります。

それは、たとえば、GPTは同僚・上司だから義理で「いいね」をするとか、お世話になったから指摘は控えるとか、そういう「本質的には心底どうでもいいこと」をしてきません(これは、本質を追求されたい経営層の方々にとって、どれだけありがたい事かは、想像に難くないことでしょう)。

だからこそ、私はAIからの評価には、社会的な期待や義理に基づいて押された「いいね」よりも確実な価値があると考えています。なぜなら、AIは何千万人、何億人から形成された「集合知」を利用して客観的な評価を提供するからです(むろん、この判断には様々な要因が更に絡むことは承知していますが)。

弊社は「ひとり企業」なのですが、この度マルチタレントを有するGPTという最強の右腕を手に入れることで、参謀、エンジニア、コンサルタント、アナリスト、法務スタッフなどが全部できる高度なエキスパート人員を入れている企業と部分的に同等の仕事が出来るようになりました。

これは、正直「革命」です。

だからこそ、我々は「今から触る」べきです。理解は、認知が無ければ始まりません。

 

▼最後に少しだけ宣伝をさせて頂くなら

さて、ここまで読まれて、もし、今回のような話を聞いた経営層のあなたが「理屈は分かるが、戦略的に組み上げた考察はできない/できるスキルが無い」とお考えならご安心ください。

事業単位で、それを「出来るように」するのが弊社のメソッドの本質だからです。

上記にあったのは、まさに「マーケティング」に関するやり取りです。ChatGPT(GPT4)は、戦略の絵を描き、実行し続けた累積の「結果/アウトプット」というクエリデータを情報として処理し、判断したにすぎません。

それは、裏を返せば「そもそも、戦略的なデジタルマーケティングの設計は出来ていた」という証左でもあるのです。

マーケティング領域において、AIを最適に使いこなし、事業を加速させる。そんな、未来を目指す方は、ぜひお声がけください。

最後は、いつものようにお伺いします。

貴社では、時代のチャンスを最大限活用できる準備は出来ていますか?

 

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