【起業成功】思考プロセスのズレを修正する”距離×スピード×回数”とは?
こんにちは、安心安定カウンセラー起業の矢場田つとむです。
前回は、頑張っているのに成果が出ない人は「4つの思考プロセスのズレ」がある、ということをお伝えしました。
今回は、思考プロセスのズレをいち早く見つけるための思考法をお伝えします。
同時にこれはあなたの思考力を深める方法でもあります。
思考のズレを修正する、さらには思考力自体を深めることによって、、、
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起業家にとって必要な能力が全体的にレベルアップすることは間違いありません。
さて、思考のズレを発見したり、起業家としてレベルアップするためには、なにが必要になるのでしょうか?
それは・・・
「抽象化と具体化」のバランスです。
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抽象化とは?
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抽象化とは、複雑な事象を一言で説明するような感じです。
例えば「カウンセリング」って何?と聞かれたら、いろんな要素がありすぎで、答えに困ってしまう人がいます。
私の場合、「気づきとバランス」と答えることがあります。
悩んでいるクラインアントは考え方や行動に偏りがあるので、それに気づいて、幸せになれるようバランスを取っていく。
人によってその答えは様々ですが、一言でまとめるのが抽象化です。
たくさんある情報から大事な部分だけを抜き出すことで、そのものの本質や全体の流れをつかむことができます。
これにより、全体像を見失うことなく、適切に思考を働かせることができます。
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具体化とは?
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具体化はその逆で、大きな目標や考えを細かい手順や行動に分けることです。
「クライアントを幸せに導きたい」という大きな目標があったときに
「LPを作り、見こみ客との接点を持つ」
「お試しカウンセリングの内容をつくる」
「セールストークの順番を決める」
などの具体的な行動に変えるのが具体化です。
ビジネスにおいて、具体化は非常に大切なスキルです。
目標を達成するためには、どのような行動を取ればいいのか具体的に考えなければなりません。
そのために具体化は役立ちます。
抽象化と具体化は一見難しそうな言葉ですが、要は「細かいものを大きな流れに組み込むこと」と「大きなものを細かく分けること」です。
どちらもビジネスにおいては欠かせない考え方になります。
そして、抽象具体のバランス思考力を鍛えるためには、抽象的な概念と具体的なアイデアを行き来する力が重要です。
そのためには、抽象と具体の「距離」「スピード」「回数」を意識することです。
それぞれのポイントについて、その重要性とメリットを解説します。
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抽象具体の距離
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抽象具体の距離とは、思考のレベルや視点をどれだけ大きく変えられるかを示します。
具体的な視点から抽象的な視点への移行能力が高ければ、物事の全体像を見る能力が鍛えられ、大局的な視野を持つことが可能になります。
逆に、抽象的な視点から具体的な視点への移行能力が高ければ、大きな目標を立てたときに具体的なアクションやアイデアに変換する力が身につきます。
この能力が低いと、目標はあるけど、全然行動できないことになります。
飲み物を注文するシーンを考えてみてください。
- 具体的なレベルでの思考:
「コーヒーが飲みたい」。
ここではあなたの思考は、特定の飲み物、コーヒーに集中しています。
- 抽象的なレベルでの思考:
もっと抽象的なレベルで考えると、「カフェインが欲しい」。
このレベルでは、具体的な飲み物(コーヒー)ではなく、もっと抽象的な欲求(カフェイン)に気づくことができます。
このスキルは、日常生活からビジネスまで幅広い場面で役立ちます。
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抽象具体を行き来するスピード
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スピードとは、抽象的な概念から具体的なアイデアへ(またはその逆へ)どれだけ早く移行できるかを示します。
これは、思考の柔軟性や適応する能力と関連が深いです。
スピードを意識するメリットは、変化に対する適応性が高まることです。
新しい情報や変化が起きたときに、それを迅速に把握し、適切なレベルでの思考や対応に移行できます。
抽象具体を行き来するスピードについて理解を深めるための事例として、スポーツのゲームシーンを考えてみましょう。
特にサッカーは、戦略(抽象)と個々のプレイ(具体)の間を素早く行き来することが求められるスポーツです。
- 抽象的なレベルでの思考
サッカーの試合では、各チームごとに戦略を持っています。
たとえば、「守備的にプレイしてカウンターを狙う」 といった抽象的な戦略を立てるでしょう。
- 具体的なレベルでの思考
しかし、いざ試合が始まれば、選手はその戦略を具体的なプレイに落とし込む必要があります。
つまり、「パスを出す」「シュートを撃つ」「ボールを奪う」など、具体的なアクションを判断して実行する必要があります。
ここで、「抽象具体を行き来するスピード」が重要になります。
戦略(抽象)から具体的なプレイ(具体)へ、そして逆に具体的なプレイから試合の全体像(抽象)へと、思考を素早く行き来できる選手ほど、優れた選手であると言えるでしょう。
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抽象具体を行き来する回数
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回数とは、一つの課題や問題に対して、どれだけ多くの抽象的な概念と具体的なアイデアを繰り返し考えられるかを示します。
回数を意識するメリットは、問題解決能力と創造性が向上することです。
一つの課題に対して、様々な角度から抽象的な概念と具体的なアイデアを繰り返し考えることで、多角的な視点と多様な解決策を得ることができます。
抽象的な思考と具体的な思考を行き来することを繰り返すことで、自然にそのスキルが身につきます。
繰り返し行うことで、フレキシブルに思考する能力が強化され、新しい視点や解決策を見つける機会が増えます。
日々の料理が抽象具体を行き来する回数の例として挙げられます。
- 抽象的なレベルでの思考
「今日の晩御飯に何を作ろう?」と考えるとき、あなたは抽象的に思考になっています。
「家族が好きな食材を使いたい」
「栄養バランスを考えたい」
「手持ちの食材を無駄にしないようにしたい」などといった抽象的な目標になります。
- 具体的なレベルでの思考
それら抽象的な目標から、具体的な料理を考えます。
「鮭のホイル焼き」「ブロッコリーのサラダ」「豆腐の味噌汁」など、具体的なレシピを決めていきます。
しかし、その後も思考は終わりません。
料理を作り始め、実際に食材を切ったり調味料を混ぜたりする中で、再び抽象的なレベルで考え直すことが必要になることもあります。
「もう少し彩りが欲しいな」
「甘さを少し控えめにした方がいいかも」などといった新たな調整が必要になる場面が出てきます。
このように、料理を通じて我々は日々、抽象的な目標と具体的な行動の間を何度も行き来しながら思考を深め、より良い結果を得ています。
この行き来が「抽象具体を行き来する回数」であり、これを多く経験することで思考の深度と広がりが生まれます。
いかがでしたか?
これらの3つのポイントを意識することで、あなたの思考力は大きく成長します。
抽象化と具体化の行き来は、思考力を鍛える上で極めて重要なエクササイズとなります。
ぜひこの3つのポイント、距離、スピード、回数を意識して、自身の思考力を磨いてください。
そうすることで、あなたのビジネスが格段にスムーズに進んでいくようになるのです。
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