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「チェーン店の業務改革を始めるには?」

SPECIAL

人時売上改善コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング

代表取締役 

儲かるチェーン店をつくっていくには、時代はいま、「画一化」から「個店力最大化」へと変わっている! 多店舗展開するスケールメリットと、一店一店の魅力を強くして収益力を圧倒的に強くしていく実務とは…。

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「イトウサン、今度 競合店が近くに出店してくるんですよ」

----少し前に ご相談にお見えになった、スーパーマーケットチェーンの経営者の声です。

「競合出店は、これが始めてのことじゃあないけど、下がる粗利、上がる経費を踏まえ、競合対策をしなくちゃいけないんです。

一方で、モチベーションも上げなきゃならないので、研修もやってるが、それが活かされる新たな場がなくて、それも萎んでしまう。」

 

このようなチェーンの共通点は、あれもこれもやりたいと取り組んでは、どれも中途半端で残るものがないということです。

------こういうケースは、新規戦略ありきと捉えてください、ハッキリと申し上げています。

では、新規戦略とは何か?と申しますと、この社長が最初につぶやかれた、「粗利を上げたい」「経費を下げたい」これを実現する戦略を立てるということになります。

「それが、できないから困ってるんです」ということなんですが、現状問題の核心をつき、従業員の意識を革新させるしくみの準備をすることから始めます。


 西川産業は創業450年で日本で最も古い寝具メーカーであります。

現社長は婿養子で社長となったのですが、受け継がれた時はいつ潰れてもおかしくない状況にありました。

その450年という歴史の企業を変革するには、何をやめて、何を残すか。

本当の意味で 今 何をやっていけばいいのかと対峙した結果、赤と黒の奇抜なデザインの「Airマットレス」を開発し起死回生させました。

その中で、一番難しかったのは、「寝具の色を変えるよりも 従業員の意識を変えることだ」とハッキリ言っています。

これは、実に深みのある言葉です。

 

店舗の運営も共通することが多く、創業時からやってきたことであっても、形骸化してしまっていたり、無意味な業務習慣はたくさんあります。

そういことに、気づかずに日々営業を続ければ、世の中の変化かから取り残され、変革のチャンスを逸することとなります。


 なぜ、経費が上がるのか?引き下げるために 店舗の一つ一つの業務がどれくらいあって、その中身はどうなっているのか?

果たしてそれは、直接利益に結びついているのか?

不要な作業があれば、その分の経費を 新しい利益獲得策に回すことができないのか?まずは、ここが出発点となります。

そして、チェーン店として、店舗の計画販売力をいかに高めるか?にかかってきます。

単に販売力を高めるのではなく、計画してそれがどうであったか、ということが分かるようになっていなければなりません。

計画販売力が安定して始めて、メーカーとの信用が出来上がり商品確保が出来上がるわけです。

プライベートブランドを作るにしても、この計画販売量がなければ、赤字プライベートブランドとなってしまいます。

 

変化に対応するために、何を変え、何を残すか?

この切り口と手順がはっきりと見えるだけで、従業員の成長意識のエンジンが始動します。

一旦始動すれば、あとは、どこへ行きたいか、社長がハンドルを切れば目的地にたどりつくことができます。

それには、経営として高い目標を掲げ、攻略する戦略をイメージし言語化していくことです。

その戦略の中で、何をやめ、何を取り入れるかという質問を投げかけ、従業員の判断力を鍛え強くすることです。

これにより、霧の中でどちらに進んだら良いか、悩むことが無くなり、利益にプラスとなる時間が増えるようになります。

 

企業が変革する姿は、さなぎが蝶になるように感動的で、何時であっても美しく光り輝いています。

さて、御社でも 従業員が「もうやるしかない」と夢中になる 業務改革を始めてみてはいかがでしょうか?

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