【起業成功】成果を出すために必要なプライド、手放すべきプライド
こんにちは、安心安定カウンセラー起業の矢場田つとむです。
起業して成功するために必要なプライドと不必要なプライドがあるのをご存じでしょうか?
起業の方法を学んで素早く成果を出す人は、必要なプライドを育てつつ、不必要なプライドを上手に手放していっています。
逆に、起業準備が進まない、起業しても成果が出ない、このような場合、手放した方がいいプライドを持ち続けています。
では、
どのようなプライドを育てていくのか?
どのようなプライドを手放せばいいのか?
それを見ていきましょう。
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そもそもプライドとは?
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プライドとは、自己評価や自尊心、自己信頼感など、自分自身に対する肯定的な感情や認識のことを言います。
言い換えれば、自分に自信を持ち、自己肯定感を高めることができる感情や思考のことです。
一般的に、プライドは肯定的な感情なので自分自身に対する自信や尊敬の念を強めることができます。
起業家は自分のアイデアやビジョンに自信を持ち、自分が成功することができると信じることが重要です。
この自己信頼感や自己評価の高さというプライドがあるので、困難な状況が目の前にやってきても乗り越えられるわけです。
そして、カウンセラーであれば、クライアントの心を癒して、望む未来へと導くためのカリスマ性を発揮することができます。
このように困難を乗り越えて自分自身を成長させてくれるプライドは、どんどん育てていきたいものです。
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起業家の成長を妨げる
不必要なプライドとは?
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一方、不必要なプライドとは何でしょうか?
プライドが自分でコントロールできないくらいに過剰になると、自分自身を過大評価しすぎるようになります。
そして、同時に他人を軽視するようになります。
こういうことが続いてしまうと自己中心的な思考や、自分の考えに固執するようになってきます。
これが不必要なプライドです。
そうなると、自己中心的な発言や行動をとってしまい、周りの人たちとの関係が悪化することもあります。
起業家がこのようなプライドを持つと、自分のアイデアやビジョンを強引に推し進めることになります。
また、自分の弱点や失敗を認めることができないため、改善することができない場合もあります。
不必要なプライドは、起業家として成功するための障害となり、ビジネスを成長させるために必要な柔軟性や協調性を欠くことになります。
プライドは、自己評価や自己肯定感を強化する効果があり、起業の成功に向けて加速してくれるものです。
しかし、プライドが過剰になりすぎたり、他人を軽視するようになったりすると、ビジネスや人間関係に悪影響を与える可能性があるため、バランスを保つことが重要です。
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不必要なプライドを持ち続ける人の特徴は?
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不必要なプライドを持ち続ける人には、以下のような特徴があります。
●自分のアイデアにこだわりすぎる
不必要なプライドを持ち続ける人は、自分自身のアイデアや意見に固執し、他人の意見を素直に受け入れることができません。
起業家として、自分のアイデアやビジョンに自信を持つことは大切です。
ですが、時にはそれを緩めて新しい方向性を模索する必要があります。
自分のアイデアに固執しすぎると、市場の変化やクライアントのニーズを見落とすことがあります。
●自分の能力や知識を過大評価する
起業家は、多くの場面で多岐にわたるスキルが必要なので、自分の能力や知識、経験に自信を持っていることはたしかに大切なことです。
しかし、プライドが過剰な人は、他の人の意見や専門知識を無視してしまうことがあります。
客観的な自分の評価を知らないままなので、現時点での自分の能力の限界を認識することができません。
そのため他者に助けを借りることができずに成長を妨げてしまいます。
●他人と自分を比較する
自分自身を他人と比較することが多い傾向があります。
自分が他人よりも優れていると信じており、それが自分の自己評価を高めることにつながっています。
しかし、他人との比較によって自分自身のプライドを保ち続けることは、ビジネスや人生の成長を妨げてしまいます。
●失敗を受け入れられない
自分自身が完璧であると無意識的に信じており、失敗や失望は自己評価を傷つけるものと捉えています。
なので、失敗や失望を素直に受け入れることができません。
しかし、失敗や失望は起業家にとって避けがたいものであり、それらを正面から受けとめ、学びとして成長することが重要です。
●圧倒的な成功への執着
起業家は、ビジネスが成功することを目指しているため、一定の執着心を持っていることが自然です。
しかし、それが過剰になってくると、目的を達成するために道徳的な価値観や人間関係を犠牲にしてしまうことがあります。
社会貢献したい気持ちがあるのに、同じ志を持つ仲間に対しての貢献意識が希薄で、常に矛盾を抱えることになります。
他にも学歴や職歴が高い人ほど、不必要なプライドを持ち続けやすい傾向があります。
「前職のルールはこうだった」
「以前の私への待遇はこうだった」
このような思いは起業する際、成功を邪魔するプライドになります。
それと、男尊女卑の思想を持っている人も不必要なプライドを持っていると言えるでしょう。
起業する際には、言うまでもなく性別は全く関係ありません。
もちろん、年齢も関係ありません。
以上のような特徴を持つ人が、不必要なプライドを持ち続けてしまいます。
自己評価や自己肯定感を高めるプライドを持つことは大切です。
ですが、自分自身の弱点や改善の余地を認め、周りの人たちと協力してビジネスを成長させるために、不必要なプライドは捨てる必要があります。
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不必要なプライドを手放して、
起業成功するためには?
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不必要なプライドを手放すためには、以下の方法や考え方を実践することが有効です。
●自己認識を深める
まずは、プライドが過剰になっていた自分に気づくことです。
場合によっては、仲間からの指摘も必要になるでしょう。
最初はショックを受けますが、徐々にそんな自分を受け入れることが可能になります。
強みを再確認し、弱みを客観的に認識することができるようになると少しずつ不必要なプライドを手放して、改善するために必要な行動を起こすことができるようになります。
●目的を明確にする
起業家として成功するためには、目的を明確にすることが必要です。
目的を明確にすることで、自分自身の行動や思考を客観的に判断することができます。
そうすることで、他人と比較して自分のプライドを保つという行為に自分で素早く気づけるようになります。
気づけるようになると、ビジネスや人生の目的に合致する行動をとることが可能になります。
●助けを求める
過剰なプライドを手放すには、他人に助けを求めることが必要です。
他人に自分自身のビジネスについて相談することで、新しいアイデアや視点を得ることができます。
また、他人に自分自身のビジネスについて説明することで、アイデアやビジョンを再確認し、改善することができます。
他人に助けを求めること自体で、過剰なプライドを少しずつ手放せるので、仲間同士で協力し合うことができるようになります。
そうすることで、仲間も積極的に手助けしてくれるようになるので、結果的に自分のビジネスが進むようになります。
●他人の意見を尊重する
自分の意見やアイデアにこだわりすぎるプライドは、周りの人たちの意見やアイデアを受け入れることを妨げます。
しかし、他人の意見やアイデアは、起業家にとって重要な学びになるので、ビジネスや人生を成功に導くためには欠かせません。
自分自身が持つ過剰なプライドを少しずつ手放し、積極的にフィードバックを受け入れ、ビジネスを軌道修正していくことが重要です。
●失敗や間違いを受け入れる
起業家にとって、失敗や間違いは避けがたいものです。
しかし、それらを認めずにプライドを持ち続けると、ビジネスや人生の成長を妨げることになります。
自分自身の失敗や間違いを受け入れ、学びとして成長することが起業家として成功するためには必要です。
いかがでしたか?
以上の方法や考え方を実践することで、不必要なプライドを手放し、自分自身を客観的に見つめることができます。
ビジネスや人生を成功に導くためには、過剰なプライドは邪魔になることがあるため、バランスを保ちながら自己肯定感を高めることが重要です。
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