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事業承継を成功させる上で財務が不可欠な理由

SPECIAL

ダイヤモンド財務コンサルタント

ユメリアコンサルティング株式会社

代表取締役 

次世代経営者専門の財務コンサルティング機関。同族会社のオーナー社長・二代目社長に対して、経営基盤を頑強なものにする、「ダイヤモンド財務」の築き方を指導。

「同族会社専門」と看板を掲げている当社ですから、ご相談にお見えになる社長さん方は、2代目社長・3代目社長と呼ばれる後継社長さん、もしくは、ご自身で会社を創業した創業社長さんです。

ご年齢でいうと、30代から60代と非常に幅広く、年商規模も1億円未満から300億円規模と実に様々です。これは、「財務」という実務が年齢・業種・事業規模を選ばないことを表しているともいえます。

創業社長さんにとっての最初の苦労は、ゼロからイチを立ち上げるいわば生みの苦しみですが、2代目社長・3代目社長といわれる後継社長さんの場合は、また別の苦労があります。

それは、先代社長が作り上げた経営基盤のスクラップ・アンド・ビルドです。

多くの場合、お父様から事業の承継を受けます。譲り受けた経営基盤が盤石なものであれば良いのですが、多くの場合は、そうではありません。

多くの社長は、「売上を増やせば、経営が良くなる…」「人を育てて組織作りをすれば、会社は潰れない…」と考えます。ですが、それは間違いです。売上を増やせば潰れない会社になるわけではないのです。

自社の経営状態を的確に理解した上で、早く正確な未来への「一手」を打つためには、数字で具体的に会社の未来を語れるようになる必要があります。

その大前提として、社長自らが「自分の会社の現状を数字で具体的に理解していること」が不可欠になってくるのです。

逆に、社長自らが自分の会社の現状を数字で具体的に理解していないと、トンチンカンな経営判断を下してしまうことがあります。

例えば、本当は資金繰りが苦しいのに、お金を使った節税対策をしたり、金利をケチって返済期間を短くしたり、と迷走してしまうのです。

「やればやるほど、経営が苦しくなっていく悪手」は、表面的にはわかりづらいものです。それに、世間一般で語られる「常識」のように語られることもあるため、余計ドツボにはまりやすくなっているのです。

大切なことは、目指すゴールを「数字」で具体的に決定して、逆算し、目指すゴールを実現するための「正しい行動」を起こしていくことです。あくまでも目指すゴールは、過去にあるものではなく「未来」にあるものです。

多くの社長が過去からの延長線上に答えを見出そうとします。ですが、あくまでも過去は過去であって、未来とは全く別物です。未来は、社長が「数字で具体的に決定し、創り出すもの」です。

さらに「会社のお金のことは、経理担当者が知っているはず…」「顧問税理士は、きっと会社のお金のことを教えてくれるはずだ…」という考えは、間違いなのです。

経理担当者や顧問税理士は会社の「過去」のお金の流れに沿って、会計処理をして、税金計算をしてくれます。あくまでも目線は「過去」です。そして、税理士は、そもそも「税金の専門家」です。

あくまでも、会社の「未来」のことは、社長自らが決定して切り拓いていくものです。経理担当者や税理士にゆだねること自体が間違いなのです。

財務の実務は、社長と会社にお金が残る仕組みであり、財産管理の実務です。この財務の実務の重要性に早く気付いた社長から会社の未来が変わっていくのです。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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