DXとデザイン思考の関係とは
前回の続き、某社の製造現場のリーダー数名との意見交換
販売と製造が全く異なるシステムで稼働
そこで、データ(コード体系)の連携方法の模索
担当者言
「この連携で大きな効果が期待できますね!」
大森言
「もっと高い視座から見てみませんか?」
「DX推進で大切な3つの視〇」今回は視座です。
視座という言葉、前回までの視野や視点と比較すると口にしないかもしれません。
視野や視点と同じ意味と思われる方も多いです。
視座:物事を見る姿勢や立場(デジタル大辞泉から)
視座とは、視点と視野を包含しながらその人の背景(経験・立場・状況)を理解し、その人の立場で見てみる、という意味です。
しかし、その人になりきるのは不可能。
私達は、ビジネスの場で「相手の立場、経営者の立場」と言います。
しかし、本当にその立場になれるか?
本音は、難しいです。
ただ、努力はしなければいけません。
会社の現況や社長の方針を正しく理解する。
・製品・サービス・技術等、今後の動向
・社員(部下)の育成計画
そして
・目標数字(売上・利益)に向けた決意
新年度が始まり、社長から本年度の方針や目標の訓示を受けた方もおられるでしょう。
しかし社員は、社長の立場(視座)にたって考えるか?となると、残念ながら限りなく無関心です。
先日も、ある社長さんが嘆いていました。
「私の説明も下手だが、殆どの社員が寝ている。みんなの給与に関わる話なのに…」
社長に問題がありますが、社員の気持ちにも問題がある。
普段の会話では、使う機会の少ない「視座」ですが、貴殿の語彙の一つに加えてみませんか?
そして、今日から経営者の視座から事業を考える努力をしませんか?
(おまけ)
「視〇 3回」の総括をしてみました!
視点:(新しい)どこを、何を見るか(経営・営業・管理)
視野:(広 い)どんな範囲(長期・短期/国内・世界)
視座:(高 い)どの立場で(経営者・現場管理者・投資家)
復習にご活用いただければ幸いです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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