オルタナティブ経営へのコミットメント
先週「オルタナティブ経営コンサルタント宣言」というコラムを書いたところ、予期せぬ反響を頂戴し、週末にはランキング1位を頂くことができました。それだけ多くの方々にお読みいただいたことに厚く御礼申し上げます。
先週の趣旨を簡単にまとめると、①望ましい社会変革への働きかけは付加価値である、②具体的には技術開発がそれを支える、③このプロセスは「問題意識×現場体験=人財育成」を具現化する、というお話でした。これまで私はSDGsや環境分野への取り組みを通じて、経営者の皆さまに①~③をお伝えしてきたわけですが、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー、あるいはウェルビーイングの追求や社会的インパクトの計測など、いわゆるオルタナティブ経済全般についてそれが言えるよね、というのが宣言の背景だったわけです。
このような考え方に立てば、オルタナティブ経営へのコミットメントはすなわち「今のままではいけない」という危機感を強くお持ちいただくことから始まるのだと言えます。ではどのような変革を志向するのか。単に自社が変われば済む話ではなく、社会を変革するという気概に立った危機感、というふうにご説明すればお分かりいただけるでしょうか。
業種・業態・業容によっても変わってくると思いますが、オルタナティブ経営に取り組むうえで広い意味での技術開発が解決のカギになると言うパターンは少なくありません。特にDXが社会の隅々まで浸透する時代になり、課題解決への選択肢は飛躍的に身近なものとなりました。
ポイントは、このプロセスを主導的に推進できる人材と体制が社内にあるか?という点に尽きると言えます。そもそも体制が整っていない、あるいは仮に体制があっても経験値を持つ人間がいないなど、会社によって障壁の高さは変わってくると思いますが、圧倒的に多くの会社が「まだやったことがない」状態ではないかと思います。
コンサルティングを通じて体制づくりを支援し、ごく短期間で人材育成までをカバーするのが当社が提供する「オルタナティブ経営コンサルティング」です。詳しいお話は、近々セミナーにてしっかりご案内できるよう、現在鋭意準備中です。次週のコラム以降、少しずつそのお話をしてゆきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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