DX時代 見直すべきKPIの考え方
DX推進に向け、新たな事業構築の模索支援
担当者からの一言
「KPIがアイデア数ですか?財務指標ではなく?」
大森言
「アイデア創出レベルでは無理です」
担当者から
「うちの社長、納得しませんよ!そんなの?」
事業を推進するため、経営者が大切している
KPI(Key Performance Indicatorの略)
日本語に直しますと「事業を達成する為の鍵となる指標」
これは、一般的に財務の視点から表現します。
売上、利益、顧客数、シェア
これと時間軸と併せる。
2年後に売上10億
3年後に業界シェアNO1
DXの時代、特にアイデアを創出する段階では、これには、無理があります。
その理由は、事業化までのプロセスが全く異なるからです。
従来は、事業アイデア⇒緻密な調査・分析
⇒完璧な計画⇒実行⇒価値増幅(売上)
DX時代以前、経営者は部下に収益が見込まれるまでの精緻な事業計画を要求していました。
いつまでに、どれだけ売上があがるの?
しかし、今はDX時代、プロセスが全く異なっています。
事業アイデア⇒POC(概念認証)
⇒実用化の模索⇒価値増幅(売上)
100のアイデアから、可能性のある10をモデル化
実用化テストを繰り返すプロセスで5つになり、最終的に残るのは2つの事業
事業アイデアの段階から価値増幅(売上)を計画していると、時間がいくらあっても足りません。
経営者には、従来の財務指標で評価したいという発想から抜けきってもらわないといけないのです。
VUCAの時代!
財務の視点をKPIにした完璧な事業計画は立案できないのです。
貴社は、DX時代に合致したKPIが設定できていますか?
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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