DX時代における転職の意味
「先生!ご無沙汰しています!」
某大学、大学院での卒業実習でOBがお菓子を持って陣中見舞い参上、そのヒトコマです。
「卒業最後のひと踏ん張り!頑張ってください」
スピーチした某氏、卒業してまだ2年ですが、すでに2度、転職していました。
「年収は減った」とのことですが、仕事は楽しんでいる感が満載で水を得た魚のように生き生きとしていました。
そんな某氏に大森はこんな質問をしました。
「次のステップは?」
転職があたりまえの時代になりました。
一方、経営者は人材不足という事もあり、離職率の低下に向け余念がありません。
大森は、それぞれの立場を理解、大切にしながら応援しています。
DX時代を迎え、転職の意味が大きく変わっています。
従来ですと、年収や福利厚生など待遇面での条件を重視した転職でした。
しかし、最近は働き方改革も影響し、目先の条件より本人の「やりがい」や「社会への課題」を重視する時代となりました。
別の大学で若い学生と話す機会がありました。
彼らは、入社の面接時にこんな質問をするそうです。
「貴社のSDGsへの進捗状況は?」
「2050年カーボンニュートラルに向けた貴社の取組みは?」
彼らは「今」より「10年・30年先」の方が大切なのです。
経営者の大切な仕事のひとつに「VISON」を唱える事があります。
DX推進で10年先にどんな会社になっているか?
上場会社などは、必ずWebなどで謳っています。
しかし、謳っているだけで、現実は軽視、目先の数字ばかりを追いかけている経営者がいます。
売上や給与などの数字は、もちろん大切です。
しかし、数字を追いかける以上に大切なものがあることを失いかけていると感じています。
最近は、デザイン思考やデザイン経営という言葉もよく耳にするようになりました。
科学的に考えるよりも、イメージで掴む。
なんとなく、時代にあった感があると思っています。
キャリアアップで輝く人生をおくってもらうこと
離職率を改善するためにすること
この両面からの支援が、大森の課題です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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