脱下請けを実現した方

さて今回は、「脱下請けを実現した方」です。

先週、過去、当店がお手伝いさせていただいた、下請脱却OBの方に、当時の取り組みや感想をうかがってきました。

長い方で４年、５年前のお付き合いになります。

お一人目。

T社長との出会いは、業界の集まりで私が講演させていただいたご縁です。

記憶をさかのぼって思い出すと、当日の懇親会で結構飲まれて、とってもにぎやかな方だなあという第一印象でした。

その時、出版した著書を買っていただき、その後、私のセミナーに参加ののち、本格的にお付き合いが始まりました。

T社長は、専門工事同業者でしたので、お会いする度、車中で工事業務についてのお話もしました。

改めてご感想をいただくと、うちの考え方に当時、とてもびっくりされていたようです。

創業社長で業界の要職もされていて、地域に根差した工事をされていたのですが、今一つ、直接工事を受注に至らないことを解決するために村松を起用されたとのこと。

現在、後継者である息子さんと経理の奥様と、法人成りを果たし、直接受注を中心に工事されています。

お二人目。

Y社長との出会いは、東京で私が主催したセミナーでした。

安い単価の下請仕事、キツイ工期、工事量の不安定に悩んでおられた。

参加後、しばらくご自身で頑張っていたようですが、ある日の電話から、ご縁が始まり、毎回新幹線を乗り継ぎ、訪問支援させていただきました。

Y社長も同業だったので、導入後のPRは早い段階で機能し、結果が出だしました。

「相見積他社より、１００万高く受注していました。」

施工後、お客様のご集金時、言われたとのこと。

指導中、T社長から報告を受けた、このエピソードは今も印象に残っています。

現在は、完全に直接受注元請け化を果たし、Y社長も、法人成りされました。

今期も順調に専門工事店経営をされているようです。

 

このお二人に村松のご感想をいただいたわけですが、共通していることがありました。

それは、村松と出会う前に、直接仕事をとるために、すでに何らかの行動、広告やチラシを打っていたということ。

何とか下請から抜け出してやろうという思いで、すでに動いていた。

ということです。

きっと、そのまま長い時間を掛け、あきらめず試行錯誤をしていたら、続けていたら元請けになったかもしれません。

私は、そうやって今のかたちに到達しましたから。

代償として、とても長い時間や、多くの失敗、多くの費用が掛かりましたが。

でも、この２人の社長さんは「何か」をキャッチしてくれ、村松を起用された。

その結果、村松のかけた２０数年を大幅に短縮し、わずか１、２年で、工事店の経営内容をガラッと変えることに成功したということ。

「脱下請けを実現した方」

そもそも、脱下請けを考える方は、やっぱり、強い思いと行動力がある方なのだと改めて思いました。

弊社公式サイトの実践者の声にアップしています。

ぜひご覧ください。

 

1年で「脱下請」するしくみの実務を知りたい、興味がある、やってみたい！

うちの会社でも実現可能なのかは、「思いたった今！」こそです。

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。

もう、あなたがアクションを起こす番です。

あとは一歩目の勇気だけ。

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