学びを成果に変える最大のコツはオープンマインド
こんにちは、矢場田です。
同じことを学んでも、成果が出る人と出ない人がいます。
どうせ学ぶのなら、ちゃんと成果が出た方がいいですよね。
それでは、学んだことがストレートに成果となって現れる人の特徴とはなんでしょうか?
それは・・・
「オープンマインド」でいること。
オープンマインドには2つの意味合いがあります。
1つ目は
自分のありのままの姿や考えを隠すことなくオープンにするということです。
2つ目は
他者の異なる意見や価値観に対しても寛容に理解を示すということ。
今回お伝えしたいことは2つ目の後者で、「他人の意見に素直に耳を傾ける」ことの重要性です。
たまに相手の状況などお構いなしに自分の主張をガンガン押しつけてくる圧が強めの人がいます。
本人は自己開示して自分の本心を伝えているので、オープンにしているつもりですがそれは真のオープンマインドではありません。
ーーーーーーーーーーーー
オープンマインドとクローズドマインドの違い
ーーーーーーーーーーーー
●オープンマインドでいると
・学んだことの理解が深い
・教わったことを素直に実践できる
・深い話し合いや意見交換ができる
・ゆえに、成果が出やすい
●クローズドマインドでいると
・学んだことの理解が浅い
・教わったことを素直に実践できない
・話が深まらず、率直に意見交換もできない
・ゆえに、成果が出にくい
このような違いがあります。
ーーーーーーーーーーーー
古い価値観が学びの邪魔をする
ーーーーーーーーーーーー
新しい学び、新しい価値観に対して素直に耳を傾けられるかどうか、がポイントになるのですが、どうしても人は今までの経験や価値観を引きずるクセがあります。
そのクセが発動していると新しい学びや価値観をストレートに受け入れられなくなってしまいます。
これは私も含めてですが、本当に気をつけなくてはいけないことです。
しっかりと自覚しておかないと、新しい学びにとって不必要なこだわりが勝手に表に出てきてしまいます。
そうすると、他人の意見や新しい学びについて反射的に否定してしまうようになります。
クローズドマインドになっていることに気づかずにいると、相手の意見やアドバイスを無駄にしてしまうことになります。
それだけではなく、周りからの信用を失い、孤立してしまうことにもなっていきます。
ーーーーーーーーーーーー
オープンにすると自分が無くなる?
ーーーーーーーーーーーー
私が主催している安心安定カウンセラー起業では、プロのカウンセラーを育成しています。
カウンセラーが相手をするクライアントは、かなりネガティブに偏っている方もおられますので、特に多様な価値観を受け入れることが重要になります。
昔、受講生さんからこんな質問をいただいたことがあります。
「オープンにすると自分の意見がなくなってしまうのでは?」
「相手のペースになってしまうのでは?」
これは恐れからくるものですがオープンにすることは自分の意見や考えを無くすことではありません。
自分の価値観はひとまず横に置いておいていったん相手や新しい学びのすべてを受け入れる。
そのゆとりが大切だということです。
カウンセリングの現場では、カウンセラーがオープンマインドで接しますが、講座等の学びの場では、お互いオープンマインドを心がけるだけで率直で深い意見交換が可能になります。
深い意見交換ができると、新しい価値観がどんどん自分の中に加わります。
そうすると、新しい感情、新しい行動、新しい考えが短期間でスクスク育ってきて、結果として成果が出やすくなります。
オープンマインドでいるか、クローズとマインドでいるか、ちょっとした意識の違いで半年後、1年後が大きく変わってきますよ。
ぜひ、オープンマインドを意識してみてくださいね。
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。