組織運営のやり方次第で売上は劇的に伸びる!
私はホスピタリティコンサルタントとして、様々な企業を訪問しています。
言わば、毎日、違う会社に出勤しているようなものです。
そして、企業側からリクエストされる私へのミッションも様々なものがあります。
「売上を上げて欲しい」
「サービスの品質を上げて欲しい」
「スタッフのホスピタリティを高めて欲しい」
などが挙げられます。
このように企業からの要望は様々なのですが、どのようなミッションや要望にも、私がやることはひとつです。
それは「組織をうまく機能させること」です。
逆に言えば、それだけ組織がうまく機能していないところが目につくということです。
例えば、
「物事を決める場がない」
「情報共有が足りない」
「新しいことを考えたり、生み出す仕組みがない」
「誰も決めてくれないので物事が進まない」
など、挙げればキリがありません。
あるホテルの婚礼部門のサポ-トに入らせていただいた時のことです。
私のミッションは婚礼組数と売上のアップでした。
そのミッションを達成する為に、現場のスタッフと様々な新しい施策を考えたのですが、なかなか、それが実行に移すことができません。
原因を探ってみると、物事を決める決裁者が曖昧で、誰も責任を取りたくないので、何だかんだ理由をつけて企画を却下するということが常態化していました。
現場のスタッフ達に聞いてみると、
「いつも私たちが新しいことを考えても、このように決まらないんです・・・。」
とのこと。
これでは、新しい施策も生まれずに、現場スタッフも諦めムードで疲弊してしまい、売上も組数も上がるはずもありません。
そこで、私は関係所属長の集まる「意思決定する場」を作り、その場で合意による意思決定をできる仕組みに変えたところ、どんどん新しい施策の企画が通り、実行されるようになりました。
それに伴ってスタッフの士気も上がり、組数も売上も劇的に改善されていきました。
このように、売上や数字が上がらないのはマーケットや商品のせいにしているリーダーが多いのですが、実は、組織に課題があるケースが殆どなのです。
従って、私的には、組織の課題を改善さえすれば問題の8割は解決するというのがこれまでの実感です。
この他にも、「各部署の所属長の関係性が悪く、うまく物事が進まない」
「自部署を守ることばかり考えていて他部署への協力がない」
「皆で話し合う会議の場がなく、何か新しいことをやるために、所属長一人ひとりに口説きながら印鑑をもらうのに時間がかる」
など、こんな出来事で、数字が上がらない、うまくいっていない組織を山ほど見てきました。
いくら良い戦略や戦術があったとしても、その土台にある組織がうまく機能しない限り、成果は最大化するはずがありません。
その問題に対してアプローチするリーダーが少ないのが現実です。
まずは、組織の課題を抽出して、「うまく機能する仕組み」を考えてみてください。
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