本年度!ぜひ理解してほしいDX、3つの〇〇〇〇
某中小企業、成長著しい現場責任者との意見交換会
「貴社にとってのDX、こんな形で表現してみました。
3つのステージの中で、ここを目指してほしいです。
まん中のステージで業界内一歩先!をめざしましょう!」
「なるほどね~」
3つステージとは
DXの導入(専門用語でパッチ)
DXを繋ぐ(専門用語でインテグレーション)
DXで稼ぐ(狭義のトランスフォーメーション)
3つのステージは、それぞれ
顧客の視点と企業の視点に分けられます。
中小企業は企業視点の「DXの導入」が殆どです。
Zoom、Meet、webexを使いこなす。
RPAで社内業務の効率化を実施 等…。
そこで、「導入から繋ぐ」を某社の具体的な事業に合わせてご提言しました。
今回に限らず、意識の高い中小企業は「DXを繋ぐ」を試行
ただ、この「繋ぐ」のステージで「何をどのように繋ぐ」か?
実はこれが大きな課題になるケースが多いのです。
単独の業務で使用しているPCソフトやスマフォアプリをAPIで繋いて自動化していく。
顧客の視点:顧客の動きを先読みして、接点を増やすしかけ
企業の視点:業務改善でコストをさらに削減していくしくみ
これを、ご支援した企業(建築と公共工事業)で置き換えてみますと
顧客の視点:家の健康管理とスマートウオッチと家電をAPIで繋ぐ
企業の視点:ドローン画像からAI分析、保守業務に繋ぐ
この流れの中で蓄積されたデータが巷で言われる「ビッグデータ」となり、データ基盤で同社の新たな収益モデルとなり、3つめの「DXで稼ぐ」に近づいていきます。
経済産業省「DX推進指標ガイダンス」に記している定義の理解。
その定義から考える3つのステージと個々のステージにある顧客(攻め)の視点と企業(守り)の視点。
6つのマトリックスから今の立ち位置とこれからめざす立ち位置を考えていく。
ところで、この意見交換会、実はオンラインで実施したのですがリアルと変わらない熱さを感じました。
本年度、貴社もDXの6つのマトリックスを理解して、最も多い課題である、繋ぐ事・もしくは繋ぎ方で一歩先を挑戦してみませんか?
今年度最初のコラム、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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