DXを事業として推進、必須の意識 〇〇
某企業さんを学生と一緒に訪問、経営診断としての評価の意見交換
学生は100点と自信満々でしたが、社長の評価は80点でした。
テーマは、DXを活用した新事業計画
事業のコンセプトや市場環境把握
業界動向調査、社内のリソース活用
講師の私から見て、どのテーマも完成度は高いと判断しました。
学生の1人は少し不満げに質問しました。
「この20点 何が足りないのですか?」
社長はたった一言 「感動がなかったのです」
社長に「感動」を呼ぶためには、何をすべきだったのか?
反省会の中で、種々の意見交換をしながら再考したところ
「動画を活用して、心に刺さる言葉があれば」
「計画にストーリーがない」
「あっと、驚くしかけがほしかった」
「ターゲットの横で仕事ぶりを観察して
オーラを感じるべきだった」
等々
全体的に右脳にひびかせる要素が欠けていたと意見がまとまりました。
事業計画はどちらかというと左脳をフル回転させて考え方を論理的に深めていく傾向にあります。
結論と根拠の繋がりを明確にして、合理的に判断していきます。
顧客のニーズが明確な場合には有効な手段ですし、再現性が高く、よい結果を招く確率が高いと言えます。
しかし、多様性に富んだ新しい発想やニーズを発見するには力不足です。
変化の激しい現代
AだからBと決めつけられる事は少なく、新しいものやサービスを生み出すにはデザイン思考の方がアイデアが創出できる可能性が高いのです。
左脳を鍛えると同時に、右脳を鍛える
ヒアリングではなく、観察する。
観察から何を提供できるかを考える。
その時には、その人になりきる力が要求されます。
その人のプロフィールを整理する。
その人をヒアリングするだけではなく観察する。
お手伝いするアイデアの小さなモデル(仮説)を作る
モデルをたくさん考えて、まずは作ってみる。
キーワードは小さく、早く動く
貴方は「顧客に感動」という意識から事業を見つめていますか?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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