2022年新入社員どう育てる? 「働く意味・意義の昔と今の時代変化を掴む!」
2022年もはじまり、あと3ヶ月もしないうちに新入社員の受け入れとなります。
今年の新入社員は、学生時代の2年間をほぼ学校に行かずにリモートで過ごした学生達です。
その上で、本来学生時代で培うべき、集団生活での立ち居振る舞い方やアルバイトで学ぶ社会経験、他者とのコミュニケーションスキルも不足しています。
従ってその部分の教育も企業として補足しなければなりません。
その為にには、まずは、今時の新入社員の思考や仕事に対する価値観を企業側、経営側が理解しておくことが必要です。
本コラムでは、その根幹となる、昔と今の働く意味・意義について解説いたします。
1.仕事の目的
我々の時代の仕事の目的は生活の為にお金を稼ぐことが目的の大きな部分を占めていました。早く偉くなって、給料を沢山もらいたいという思考を持っていた人が多かったように思います。
しかし、今時の若者に仕事の目的を聞くと、
「社会のお役に立ちたい」といった、自分が社会に対しての存在として認められたい、承認されたいという目的を持っている人が多いように感じます。
従って、今時の若者に、
「そんな事では偉くなれないぞ!」と言ったところで、何も響きません。
「早く成長して、お客様に貢献しよう!」と伝えたほうが余程響くのです。
2.仕事のあり方
昭和生まれの世代は、仕事は辛くて、苦しいからこそ給料をもらえるというマインドが強い時代でした。
しかし、これからは、仕事は給料をもらう為に辛くて苦しい想いをして我慢をするところという感覚は通用しません。
自分の仕事によって、「やりがい」や「喜び」を感じられる、自分の仕事が社会のお役に立ち誇りを持てる。このような仕事のあり方に変わりつつあります。
従って、マネジメントにおいても、この仕事が顧客にどのような貢献をするのか。
この仕事の喜びややりがいは何かといったことを先輩や上司から日々の中で伝えていくことが重要です。
3.採用・定着
採用・定着においても、これまでは企業の規模や待遇、福利厚生を重視してきた傾向がありましたが、これからは
「自社がどのような理念を掲げているのか?」
「どのような社会貢献をしているのか?」
といった、その企業が社会に提供している価値に共感を得られるかどうかが重要となります。
私のサポートさせていただいたホテルで、ある新入社員が他の有名ホテルに採用が決まっているにもかかわらず、あまり大規模ではない、著名ではないこのホテルへの就職を決めた理由を聞くと、「このホテルのスタッフの皆さんが他のホテルに比べて一番笑顔が良くて、イキイキと働いていたから」と言っていました。
このように、社風や文化まで新入社員の採用やその後の定着率にまで大きな影響を及ぼすと考えるべきでしょう。
いかがでしたでしょうか?
仕事の意味・意義も大きく時代と共に変化しており、それを理解した上での教育が重要となります。
あなたの会社では新入社員の受け入れ大丈夫ですか?
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