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これからの時代に勝ち残る企業風土をつくる4つのポイント

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

時代の大きな変革期である現代において、経営者の企業運営の舵取りも難しさを増しています。

その上で、変革したくても「良い意味」でも、「悪い意味」でも、これまで培ってきた企業風土や文化が邪魔をして変革の障害になっているケースも散見されます。

しかし、これまでは目先の戦略変更で乗り越えられてきましたが、これからの時代は経営者にとって、企業風土や文化を変えるまでの覚悟が無いと乗り越えられないと考えるべきだと私は思うのです。

それでは、どのような企業風土・文化がこれからの時代に必要とされているのでしょうか?

それには、大きく分けて4つあります。

 

  1.  挑戦や試行錯誤を奨励する風土

日々激変する、先が読めない不確実性な社会変化の中で、過去の成功体験に頼ったり、前年踏襲型の組織風土では、これからの時代は乗り切れません。

これからの企業に必要なのは、挑戦や試行錯誤を奨励する風土です。

失敗をしたら、責任をとがめられる組織では、従業員は、新しいことにチャレンジしようとしません。

「何が正解か分からない時代」においては、とにかく、「新しいことへの挑戦」や、「まずはやってみる」ことを奨励する組織風土が必要となります。

 

2. 顧客起点で着想する風土

良いモノを作れば売れるという時代は終息し、世の中にはモノは溢れていてコモディティ化しています。

このような時代において大切なのは、如何に自社の今利用していただいている顧客を分析すること、これから取り込みたいターゲット層を研究することを重視する脱プロダクト視点が必要です。

それには、経営者や一部のメンバーだけで商品サービスの戦略を考えるのではなく、顧客接点の最前線にある現場の考えやアイデアを優先する組織風土が求められます。

 

3. 現場への権限委譲と自律性の強化

前項でも述べたように、これだけ日々激変するマーケットの中で、経営者が先を読み、戦略を考え、トップダウンで組織を運営することはリスクにしかなりません。

これまで以上に現場に権限を委譲し、経営者の承認が無くても、スピーディーに意思決定できる組織風土が求められます。

そして、何でも上位者に聞かなくては判断できない従業員ではなく、従業員自身が自ら考え、自社の為に主体的に貢献する自律した従業員の育成も大きな鍵となります。

 

4. オープンで共創的な組織風土

このような、不確実性なマーケットの中で必要なのは、自分の考えやアイデアが自由に発言できるオープンな職場環境です。

上司部下や他部署同士が自由闊達な意見を交し、そして、今までにない新しい商品サービスをコラボレーションを通じて共創できる。

そんな組織風土がこれから求められます。

 

このように、日々、変わる不確実性の高い社会環境の中でのマネジメントは、今までは、管理により統率を図ることに重視されてきた組織風土から、オープンで従業員の持てる力を引き出す組織風土への変革が求められます。

それには、ホスピタリティの考え方が効果的です。

ホスピタリティは、顧客へのおもてなしや厚遇をイメージしがちですが、実は社内の人間関係にこそ、効果を発揮します。

お互いを尊重、承認し、思いやりを持って相手と向き合うことは、職場内や他部署との良好な関係性の構築に繋がります。

その上で、ホスピタリティを企業の共通価値として従業員に落とし込むことは、これからの時代の企業風土の醸成に威力を発揮します。

 

あなたの会社の企業風土は、今の時代に合っていますか?

 

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