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野立て看板

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

さて今回は、「野立て看板」です。

現在、直接受注絶好調の、サポート工事会社社長からの相談です。

現在やっている広告に加え、野立て看板を検討しているとの事。

「是非やってみましょう。で、どこにお考えですか?」

そう伺うと、

なるべく大きな道路で、渋滞すると車からよく見えるところ

を検討されているとの事。

確かに、交差点付近では、信号停車、渋滞しやすい場所など、人の目に留まりやすい。

なるほど。

で、こちらから更に質問します。

どのエリアに設置しますか?

すると、

未定だが、出来れば、現在、自社広告の行き届かない所に出したい。

との事。

いま広告を打っていないエリアに看板を設置して、更に認知度を上げる作戦です。

「ン?」

ちょっと待った!

おそらく今後準備を進めると、看板設置業者からは、目立つところや、看板費用など好条件の提示もあるかもですが、自社から明らかに離れたエリア、毎回自社広告を投入しているエリア外なら、私はおススメしません。

なぜなら、掛けた費用効果が低いから。

一見、良い作戦に思えるのですが、会社から離れた場所では、そもそも見た人が、看板と会社の関係を理解しにくい。

見た人が、「あそこにある工事屋さんの看板だな。」

そう思わないと、まったく意味がないからです。

なので、立てるなら、会社の近くが良いです。

次に、現在の広告営業エリア外に設置ですが、これも同じ理由。

看板を見た人が、その場で問い合わせする事って、ほとんどない事です。

目に入った看板は、次の瞬間忘れてしまう。

当たり前ですが。

でも、家に帰ったら、毎月入ってくる同じ工事会社の広告があった。

「そうそう、さっき見た看板。そろそろ相談しないと!」

記憶が呼び戻し、電話をかけるアクションに繋がります。

なので、普段広告しているエリア内に設置をする事が必要条件です。

メイン広告をまったく投下していないエリアに立てても、見た人は目に入っただけで、そのまま記憶から消え去ります。

ほとんど効果はありません。

でも、メイン広告を互いに補完し合う仕掛けをした、新たな広告としての野立て看板は、24時間、1年365日休まずPRしてくれる。

地域密着の工事店なら、私はネットより、効果がある方法だと思っています。

なのでこれから設地をする場合、

1. 会社の近く。

2. 普段の広告エリア内。

この二つの条件は絶対おさえておいてほしいところです。

いかがでしょうか?

あなたの工事会社の看板は、現在どこに設置してありますか?

立てた効果は実感していますか?

 

村松の直販元請化専門工事店の経営を知りたい、興味がある、やってみたい!

うちの会社でも実現可能なのかは、「思いたった今」こそです!

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。

今こそ、あなたがアクションを起こす番です。

 

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