野立て看板
さて今回は、「野立て看板」です。
現在、直接受注絶好調の、サポート工事会社社長からの相談です。
現在やっている広告に加え、野立て看板を検討しているとの事。
「是非やってみましょう。で、どこにお考えですか?」
そう伺うと、
「なるべく大きな道路で、渋滞すると車からよく見えるところ」
を検討されているとの事。
確かに、交差点付近では、信号停車、渋滞しやすい場所など、人の目に留まりやすい。
なるほど。
で、こちらから更に質問します。
「どのエリアに設置しますか?」
すると、
「未定だが、出来れば、現在、自社広告の行き届かない所に出したい。」
との事。
いま広告を打っていないエリアに看板を設置して、更に認知度を上げる作戦です。
「ン?」
ちょっと待った!
おそらく今後準備を進めると、看板設置業者からは、目立つところや、看板費用など好条件の提示もあるかもですが、自社から明らかに離れたエリア、毎回自社広告を投入しているエリア外なら、私はおススメしません。
なぜなら、掛けた費用効果が低いから。
一見、良い作戦に思えるのですが、会社から離れた場所では、そもそも見た人が、看板と会社の関係を理解しにくい。
見た人が、「あそこにある工事屋さんの看板だな。」
そう思わないと、まったく意味がないからです。
なので、立てるなら、会社の近くが良いです。
次に、現在の広告営業エリア外に設置ですが、これも同じ理由。
看板を見た人が、その場で問い合わせする事って、ほとんどない事です。
目に入った看板は、次の瞬間忘れてしまう。
当たり前ですが。
でも、家に帰ったら、毎月入ってくる同じ工事会社の広告があった。
「そうそう、さっき見た看板。そろそろ相談しないと!」
記憶が呼び戻し、電話をかけるアクションに繋がります。
なので、普段広告しているエリア内に設置をする事が必要条件です。
メイン広告をまったく投下していないエリアに立てても、見た人は目に入っただけで、そのまま記憶から消え去ります。
ほとんど効果はありません。
でも、メイン広告を互いに補完し合う仕掛けをした、新たな広告としての野立て看板は、24時間、1年365日休まずPRしてくれる。
地域密着の工事店なら、私はネットより、効果がある方法だと思っています。
なのでこれから設地をする場合、
1. 会社の近く。
2. 普段の広告エリア内。
この二つの条件は絶対おさえておいてほしいところです。
いかがでしょうか?
あなたの工事会社の看板は、現在どこに設置してありますか?
立てた効果は実感していますか?
村松の直販元請化専門工事店の経営を知りたい、興味がある、やってみたい!
うちの会社でも実現可能なのかは、「思いたった今」こそです!
そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。
今こそ、あなたがアクションを起こす番です。
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