業績を上げたいなら、専門コンサルタントを使うほうが有利な3つの理由
「コンサルタントなんて、みんな同じでしょう?」── 社長さん方と話をしている際、たまにお聞きする残念な言葉です。
残念…。なにが残念かといえば、「優れたコンサルタントの存在を知らない」ということと、「今後のビジネス展開において、大きなハンデを負ってしまっている」という点です。
この手の話をされる経営者に共通することは、コンサルタントを「困ったときに使うもの」と思い込んでいることです。私はこの種の使い方を、従来型の先生で、町にいるだいたいなんでも診てくれるお医者さんを意味する「町医者」と呼んでいます。
こうした先生の存在は、いまもこれからも、必要であることには変わりませんが、こうした先生にお願いしても、怪我をしたときや熱がでたときにはありがたくても、自分のライフスタイルが大きく変わって、健康で躍動的な…という劇的な変化は起きません。
業績を上げる、事業を躍進させる、ライバルを尻目に急成長させる…ということは、どういうことか…ということです。町のお医者さんに頼むことが、いかにお門違いかということです。
業績を上げたいと考えるとき、重要なことは、「何をもって伸ばすか…」を明確にすることです。ただ単に「売上を伸ばしたい」という表現では、「お金がほしい」といっているのとまったく同じです。言葉が悪くて恐縮ですが、これでつとまるなら経営者は要りません。
何を加えれば、自社は強くなれるか…。実は、専門コンサルティングを活用するときの最大のメリットがここに現れてきます。つまり、メリットの1つ目は「目的が明確になる」という点です。
多くの経営者が、事業の打ち手に迷うものです。総合的に考える…というコンサルタントもいますが、日本中探しても、ほんの数えるほどしか、あなたな会社の本来の力を伸ばせる人はいません。なぜなら経営全般を行ったことがあるコンサルタントなど、まずいないからです。
一方で、専門コンサルタントとは、読んで字のごとく、その専門性をもってして、あなたの会社に新しい仕組みをつくってくれる人です。専門性がゆえに、他のことには詳しくありませんが、フォーカスされた部分については、圧倒的な能力を発揮し、短期間に仕組みを構築してくれます。そこには、社内でもがいたり試行錯誤する…といった無駄はありません。
つまり、方向性を決めたあと、「時間とお金を、最も効率よく使って立ち上げを狙える」というのが2つ目のメリットなのです。
そして、忘れてはならないことの一つに、うまく行かなかったときの「撤退」をどうするか…があります。攻めには強くても、撤退がどうにも感情が災いしたり、下手だったばかりに消え去った企業はゴマンとあります。
もし、社内で人員を増やして対応したりしていて、うまくいかなかったときに、撤退すら選択しずらくなったら…。専門コンサルタント活用の場合、うまく行かなかったら…というのは、本来あってはならないことですが、仮に、万一うまく行かなかったときにでも、単に「止めればいい」という、極めてリスク対策的に有利さがあるのが、3番目のメリットです。
業績を本気で伸ばすことを考えるとき、腰が引けた状態で行ってもなかなかうまくいきませんが、だからといって社員をたくさん雇って事務所を用意して、一気に…などとやり始めると、これは気合勝負の運試し…になってしまいます。
勝負をかけるにしても、会社が大きく傾いていってしまうリスクは避けなければなりません。このバランスを上手に取れる方法が、専門コンサルタントの活用なのです。
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