最適なコンサルティングを今すぐ活用する!

実店舗×EC、アナログ×デジタル。IT、AI、DX、EC…もう待ったなし!

SPECIAL

ギフトビジネスコンサルタント

株式会社売れるギフト通販研究所

代表取締役 

日本で唯一のギフトビジネスコンサルタント。流通、通販、ギフトの各業界通算30年以上の経験を持ち、2015年に独立。2017年には培った独自ノウハウを体系化し、ギフトビジネス専門のコンサルティング機関「売れるギフト通販研究所」を立ち上げ、多くの企業を指導。幾多の企業を成功へと導く。著書に『「ギフト商品」を通販で売る』、『儲かる「ギフト化」で飛躍する3大ポイント』がある。

「今冬から新たな働き方・仕組みづくりを模索し、EC事業では初めて本格的な外部委託も行いながらお客様へのサービスをしっかりと行えるように進めていきます。」

「加えて店頭もタブレット端末を大きく活用したりと、IT化の糸口を広げて行けそうです。社長から激怒されますが、今やらないとどんどん遅れてしまいそうで・・。今後もがんがん進もうと思います!。園先生、今後もご指導よろしくお願いします!」

先週の月曜、当社クライアントの役員Yさんから、以前より提言させていただいていた業務の外注化、実店舗のIIT化がいよいよ開始されるという、こんな嬉しいご報告が入りました。

人的リソースの限られた多くの中小企業では特に、業務の外部委託、IT活用による効率化を当社ではよくオススメしています。

事業の立ち上がり当初から大きく活用していくのもアリですし、最初は自分たちで懸命に行い、業務整理をしながら「この部分は内製でいい、この部分は外注しよう」「この部分はアナログで、この部分はデジタル化して・・・」といった具合に、事業の成長速度や事業規模によって着実に進めるのもアリです。先のクライアント企業はどちらかと言うと、後者の方ですが、多くの中小企業ではおそらく同じような感じかと思います。

「大事な業務を知らないところに外注するのは怖いなぁ・・・」

「外注もIT化も、初期コストやランニングコストが掛かるしなぁ・・・」

「そもそも、デジタル活用の知識が乏しいしなぁ・・・・」

ごもっとものことでしょう。当社とて、外注サービスやITサービスを提供しているわけではありませんし、私自身も詳しいわけではありません。ではなぜ、オススメしているのかと申し上げますと「必要最小限の人が、本来やるべきことに集中するため」です。

言い換えれば、中小企業の社長や役員の方が”経営” “事業成長”に集中できる環境づくりのためと言っても過言ではありません。

中小企業では、社長や役員の方が営業や販売はもとより、事業設計、商品開発、サービス開発、仕入業務など、自らが現場実務の多くに携わられていることも少なくありません。またそれら実務担当がいても、人数が少なかったり、大手と違って何でもやらなければならない担当者も多いので、業務が煩雑、複雑になり、こなすだけでも精一杯・・・みたいなこともよく目にします。その結果、先に述べた「”経営” “事業成長”に集中できる環境」には程遠くなっていたりします。

コロナのパンデミックによって、この2年、日本もそうですが、世界が激変したこと多くの方が強く実感されていることと思います。

業種業態によって激減がある一方で、

テレワークの増加から周辺機器や家具が爆売れしたり。当たり前になったオンライン会議や商談が大きく進んだり。ECがさらなる隆盛となり年配者までネット利用が進み。非接触のためにできた公共施設や店舗などの運用がデジタル化され。PayPayなどの電子決済が広がり。巣ごもり生活からの断捨離など、住宅改善用品需要が拡大したり。SDG’sからエシカル消費やESG投資などが躍進し。密にならないレジャーのアウトドアやソロキャンブームが来て。海外渡航が出来ない富裕層の不動産や会員権、高級車や宝飾品などの高額市場が活況になったり。

コロナによって半ば無理やり大きく時代が進んだ今、小売などの現場では何が起きていて、何が起ころうとしているのか?今週月曜の日経MJの紙面には、デジタルにまつわる記事がこんなに多くありました。

・流通再編は終わらない 集約型から異業種取り込みへ デジタルの大波 思考変える

・楽天全国スーパーに大阪屋ショップが出店

・ペットに愛 デジタルでケア AIが行動記録/ネット往診

・ライブは配信利用、2年前の2倍超に コロナ下、夜の「居場所」に

・アプリで物件の内覧支援

・実店舗×EC、各国で再編の波 米中デジタル勢の動き活発

・スギHD 購買データを生かし店頭販促を工夫、独自アプリとPOS情報で需要予測

・伊澤タオル、ジャフコと連携 DX促進で生産効率化 EC強化や海外展開を加速

・郵便局に個室型シェアオフィス

・線路立ち入りにAI検知、阪神電鉄が実験

・相鉄 マイカーから電車に乗り継ぐサービス パーク&ライドを試験導入

・コーセー化粧品オンライン接客 肌の状態、高画質通信で鮮明に 専用ページからECに誘導

・ギャップやラルフローレン、レンタル・古着で稼ぐサブスプリクションサービスを開始

・フランス発 DIY用品のEC、Mano Manoが急成長

・秋の観光 近場アピール 自転車客が非接触で「KAZOLINGデジタルスタンプラリー」

・東武ワールドスクウェア 世界遺産の建築群に「映え」 SNS映えを狙った撮影台を設置

・ローソン向け在庫量、AI予測 三菱食品、気象・取引データ活用 実験では3割削減

ざっと見た感じでも、記事の半数以上がデジタル化にまつわるものです。これらすべてがうまくいってるものではなく、始まったばかりの取り組みの方が多いのですが、この流れ、すごくないですか?

その一方で、最終面にはこんな特集記事もありました。

・旅に飢えた読者を満足させたい「地球の歩き方」 紙のガイドブックは「お守り」

コロナ禍になってしまった今も形を変えたりして、増部増収されていることは意外であり、すごいな!と。世の中のすべてが、AI、IT、DXなどデジタル化すればいいというものでもありません。実店舗が全くなくなる・・・ということは、おそらく今後百年ないでしょう。

ですが、デジタルに変えていったほうがいいことはさらに進むでしょうし、進めなくてはなりません。特に様々なリソースの限られた中小企業こそ・・・です。

そして小売の現場では、”実店舗とECの垣根を溶かす”ことが現代、これからのネット経済社会では最もキーになっていくものと断言します。

これからの事業成長のために、

あなたの会社では、デジタル化の大波に向き合われていますか?

よく分からないから・・・で、見過ごされてはいないですか?

 

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