SDGsと知的財産の親和性
「後藤さん、各地の金融機関でSDGsへの取組が進められており、私たちもお客様にSDGsへの取組を支援するスキームを構築したいと考えています。ぜひ協力をお願いしたいと思っています」
これは、先日ある金融機関にて打ち合わせを行った際に、金融機関の担当役員さまがおっしゃったことを意訳したものです。
皆様もご承知の通り、現在世界的にSDGsへの取組が進んでおり、企業においても様々な取組が進められています。
金融機関でも、例えば「SDGs宣言」を企業が行う場合の宣言内容作成の支援を行うなど、積極的に取り組んでいる金融機関も多くみられます。
今回の協力依頼も、そのような取組ができるスキームの構築を一緒にやりましょうというものでした。
SDGsで定められている17の目標には様々なものがありますが、その中には、知的財産が関わるものも複数あります。
例えば、知財AI研究センターが公表している2019年出願のSDGs企業ランキングにおいて、「産業と技術革新の基盤を作ろう」という目標に合致するランキングの1位はキャノン(株)、2位はパナソニックIPマネジメント(株)となっています。
SDGsの目標を達成するためには、イノベーション(技術革新)は欠かせません。イノベーションには必ず知的財産の保護と活用が不可欠です。
つまり、企業のSDGsへの取組には、知的財産が切っても切れない関係にあり、弁理士が関わってくる必然性があるということになります。
企業のSDGsへの取組と知的財産との親和性は非常に高いのです。
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。
Warning: Undefined array key 0 in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/inc/inc-under-widg.php on line 4
Warning: Attempt to read property "term_id" on null in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/inc/inc-under-widg.php on line 4