お客様の共感を得て、リピーターを増やす方法
出前・宅配に限らず、売上を上げていくには、客数を増やしていくことはとても大切です。ご存じのように客数は、新規客数と既存客数にわけられます。
どちらか一方が多ければいいというわけではなく、新規客と既存客がバランスのいい比率であることで売上は安定して伸びていきます。
そして、店の売上の基礎を作ってくれるのが、既存のお客様です。一口に既存客といっても、数回のお客様もいれば、多くの注文をして下さる常連のお客様もいます。
初回から2回目、2回目から3回目と何度もお客様にリピートしてもらうために、店は様々な対策をとっています。割引券を付けることもその1つですが、お客様とのつながりを深めながらリピータにできる方法があります。
それが、「ニュースレター」です。
ニュースレターを8年以上続けている店もあります。8年以上続いているのは効果がある証拠です。他の店では、外国にいる娘さんにニュースレターを送り続けている店もあります。
デリバリーに行ったときに、お客様が気軽に声をかけてくるのもニュースレターを読んでくれているからです。アンケートでもニュースレターは非常に好評で、ニュースレターのファンになってくださるお客様も沢山います。
いろんなメリットがあるニュースレターのポイントは、売り込みは一切せずに、読んで楽しく、学べて、役に立つことを書くことです。
出前・宅配はお客様と直接コミュニケションをできるのは、電話とデリバリーのときだけに限られています。そのために、会社や店のいいところは伝わりにくいのですが、ニュースレターを読むことで、会社や店のことがお客様によくわかるようになります。
ニュースレターは続けることで、お客様との信頼感、親近感がどんどんできていき、店のいい印象が残るようになっていくのです。ニュースレターは、店とお客様の心の距離を縮め、共感によるつながりができる架け橋になります。
ニュースレターをやっていない会社や店が多いからこそ、その効果が絶大になります。注文するなら、気心の知れた店、そんな店になるための大切なコミュニケーションツールがニュースレターです。
「ニュースレターは、お客様との心の絆になっています。リピータはもちろんですが、ニュースレターのおかげで店のファンも沢山増えました。既製品ではなく、オリジナルだからこそ、お客様の心にも響いているのだと思います。これからも、ニュースレターは何があっても続けていきます。」とある会社の社長は言い切ります。
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